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ケアンズ、新たに熟年層をターゲットとし、今後5年間で10万人増を目標

  • 2004年9月30日
 トロピカル・ノース・クイーンズランド観光局は東京でセミナー、およびワークショップを開催、現地から28名のミッション団が来日した。観光局会長のキャム・チャールトン氏は「過去3年間でケアンズへの日本人訪問者数は42%増とオーストラリアで最も人気あるデスティネーション」と述べ、「これまで主流のファミリー、OL、修学旅行、ハネムーナーなどのマーケットに加え、新たに熟年層を取り込んでいく」との考えを示した。さらに急務となる取り組みについては(1)リピーターの育成、(2)熟年層をはじめとする新たなセグメントの開拓、(3)現地でのツアーやプログラムの紹介、(4)フライト数の増加を挙げる。これらの課題を実現することで2003年7月から今年6月までの日本人訪問者数26万4000人を今後5年間で約10万人増となる35万人を目標値として設定。一連のプロモーションのテーマを「ケアンズ、自然に…」をキャッチフレーズとし、グレートバリアリーフ、熱帯雨林の世界遺産を核とする体験型の素材を打ち出す考えだ。