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SAT、デスティネーション・ブランド確立へ、学習プログラムも開始へ

  • 2004年9月25日
 南アフリカ観光局(SAT)は「Real Wonder(本当の驚き)」、「Fusion & Beat(融合と躍動感)」、「Awesome Sensory Impact(純粋な感動)」、「Humanity & Freedom(人間性と自由)」を4つの柱にデスティネーション・ブランドの確立を図る。特に日本では「地が揺れる経験の提供、冒険心に満ちた人たちの訪問」を目的として、「究極の被写体」と題するプロモーションを展開する。これはジェイティービー、南アフリカ航空(SA)、日本写真家協会・日本旅行写真家協会の協力、富士写真フィルムの後援を得たプロモーション。JTBは2005年1月から年間で旅行を催行し、対象ツアーの参加者が写真家の指導を得ながら南アフリカを撮影、帰国後に写真展での展示や写真集の出版につながるもの。これにより、「旅行者がストーリー・テラーとして、南アフリカの素晴らしさを伝えて欲しい」(SAT日本・韓国地区代表のンディピュエ・ンチェリ氏)としている。ツアーは写真ツアー以外に、熟年世代を対象とする4泊7日の24万8000円、若年層を主力ターゲットとする3泊6日の19万円程度のツアーも企画している。
 また、SATは日本市場において、旅行会社のデスティネーションの学習ツールとして「FUNDI」プログラムを展開する。これは自然や歴史などデスティネーションについての最新情報を学ぶもの。オンラインで提供することから、希望する旅行会社スタッフの自由時間にアクセスできる。また、全てのプログラムを終了すると認定証、およびツール・キッドを贈呈し、観光局の日本語ホームページに所属する会社名等を掲載する予定だ。