オンタリオ州観光局、サプライヤー10社が来日、現地情報を提供

  • 2004年9月22日
 オンタリオ州観光局はこのほど、現地からサプライヤーが10社来日し、ワークショップ、およびセミナーを開催した。オンタリオ州観光局日本代表の古関孝子氏は「トロント、ナイアガラ、オタワを中心にしたツアーが依然多いが、最近は郊外のムースニィへ野生動物を観察するツアーの注目が高い」などと述べ、アウトドア・アクティビティを取り入れた自然体験型ツアーの人気を紹介。このうち、ナイアガラ観光局はナイアガラが日帰りのデスティネーションとして定着しているが、2泊から3泊の滞在が伴うよう旅行スタイルが変るプロモーションを展開する意向だ。特に、ナイアガラ周辺の30以上を数えるワイナリーや女性好みのショップが揃うほか、夜はカジノの華麗なイルミネーションを機軸に滞在型でも満喫できる素材が揃うことをアピールする方針。そのほか、イギリス文化、アメリカ文化が融合する地域を生かし、アフタヌーンティーを楽しみ、アメリカ式スパを体験するといったゆとりのある滞在を提案する。