オーストラリア政府観光局（TA）はオーストラリア航空（AO）が11月から週2便で就航する札幌／ケアンズ線にあわせ、消費者対象のイベント展開を検討している。これは「オーストラリアに直行便でいけること」をアピールするもの。ビーチへの憧れが根強い土地柄を考慮し、ケアンズを中心としたデスティネーション紹介もあわせて行う。案としては、札幌駅前での消費者イベントが有力のようだ。旅行会社のパンフレット展開が夏休み明けに予定されていることに合わせ、イベントを展開することで、需要の取り込みを図る。
　先ごろ、TA日本副局長の堀和典氏は地方市場の施策として北海道については、札幌／ハワイ線の運休措置から需要の取り込みを図ることが出来るマーケットで、特に重視する市場との考えを示している。