TIAなど米旅行産業が共同でプラン策定、海外からの訪問者歓迎で
アメリカの旅行業界は海外からの訪問者の歓迎を表明するため、4つの具体案(フォー・ポイント・プラン)を策定した。これは全米旅行産業協会(TIA)や各州や市の観光局、ホテル、航空会社、クルーズ会社、バス、レンタカー、アトラクションなど旅行産業でアメリカ連邦政府に働きかけを行う指針。国務省、および国土安全保障省が安全性の向上を理由として実施する新たな入国手続きに対し、旅行者の負担を減らすことが狙いだ。フォー・ポイント・プランでは、ビザ発給の促進を目的に領事部のスタッフを増員すること、入国検査官にカスタマー・サービス・トレーニングを実施とスタッフの増加、ビザ免除プログラム(VWP)27ヶ国のバイオメトリック・パスポートの適用を延期することなどが盛り込まれている。