香港政府観光局（HKTB）は4月28日に一般公開される「アベニュー・オブ・スターズ」にあわせ、映画関連情報や旅行ツアーを促進する意向だ。「アベニュー・オブ・スターズ」は香港の映画史に多大な貢献をした映画人、俳優たちの名前、手形及びサインが彫られた記念プレートや香港映画賞銅像、映画関連グッズ・ギフトショップなどが設置されているプロムナード。HKTBの調査で香港を訪れる観光客の14％が香港の映画やロケ地に興味があり、12％がテレビドラマや映画制作のスタジオ見学を希望していることから、香港の国際観光市場における競争力の向上を目指して建設されたものである。
　そのため、HKTBでは今後、海外の観光局オフィスや旅行関係業者と緊密に連携し、映画に関する情報や旅行ツアーを促進する予定。既に香港映画のロケ地を紹介する「香港映画ガイドブック」の製作に着手した。同ガイドブックでは香港映画の魅力のほか、ロケ地周辺のダイニングや娯楽情報を掲載するという。