シーガイヤ、2005年3月期に黒字化へ、バニヤンツリー・スパが運営へ

  • 2004年4月22日
 宮崎県にあるフェニックス・シーガイア・リゾートはこのほど、開発計画の第2期となるフェーズ2の概要と新シンボルを発表した。フェイズ2では立地を生かした自然を組み込む開発で、スパ施設がメイン。シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートの39階に「バニヤンツリー・スパ・フェニックス・シーガイア」を7月に開業するほか、シーガイア・リゾート内に「松泉宮(しょうせんきゅう)温泉 by バニヤンツリー・スパ」を新設。両施設とも、タイ、モルディブなどでスパを運営するバニヤンツリー・スパに運営を委託する。バニヤンツリーは日本に初めての進出となる。
 また、リップルウッド・ロッジング、フェニックス・シーガイア・リゾート社長兼最高経営責任者のマイケル・グレニー氏は台湾や韓国からの旅行者の取り込みに加え、国内のシニア層の平均滞在日数を増加する傾向などを受け、「2005年3月期には経常ベースで黒字になる」との見通しを示した。