JTB、4月に「国内商品事業本部」を設置、宿泊仕入と企画組織を統合

  • 2004年2月2日
 ジェイティービーは4月1日に「国内商品事業本部」を設置する。これは、宿泊施設との契約・仕入れ販売を行う本社組織の各仕入販売部と、商品企画・販売を行う各営業本部の部門組織を統合するもの。各仕入や企画部門が個別に行う宿泊機関との折衝を全国一元的に整備し、在庫や販売、収益を把握する。また、重複業務を解消してコストを削減し、商品の充実や収益拡大に繋げる狙いだ。
 現在、各地域に所属している国内仕入販売部と国内企画販売部門は統合し、「北海道国内商品事業部」や「東日本国内商品事業部」など6ヶ所の「国内商品事業部」とし、「国内商品事業本部」の所属とする。「国内商品事業部」では、所属地域内における仕入や企画、造成などを行う「域内部門の業務」と、所在地域外を目的地とした他事業部の域内部門における宿泊素材に対する所在地域発着の交通機関を加えた商品の企画、造成などを行う「域外部門」と、「域内部門」と「域外部門」双方に関わる販売促進や精算、業務管理などを行う「後方部門」を区別し、役割と権限の明確化を図る。

※2月3日付けのメールでは「国内商品事業本部」が一部、「国内商品事業保温部」となっておりました。訂正を致します。