関空、07年の供用開始に向け前進、連絡橋料金も社会実験で引き下げへ
関西国際空港の平成16年度予算案の内示によると、2期事業として埋立工事を行う用地造成事業に900億円、空港施設の実施設計や連絡誘導路の整備に36億円、経営基盤の確立に向けた補給金90億円となった。会見で関西国際空港株式会社社長の村山敦氏は「2007年の第2滑走路の供用開始に向け、環境が整ってきた。24時間空港の本来の機能を十分に生かすことが出来るようにも努力する」とし、「2004年には必ず黒字に出来る」と力強く語った。
この他、国土交通省の「空港アクセス等航空サービス高度化推進事業」の一環で関空へアクセスする連絡橋の通行料金を引き下げる社会実験も16年度予算案で認められているという。これにより、現在普通車で1730円の通行料を1100円から900円に引き下げ、空港に訪れる人の増減を調査する。来年4月からは開港10周年記念のイベントを予定しており、集客を高め、テナントでの販売増などを狙う。
この他、国土交通省の「空港アクセス等航空サービス高度化推進事業」の一環で関空へアクセスする連絡橋の通行料金を引き下げる社会実験も16年度予算案で認められているという。これにより、現在普通車で1730円の通行料を1100円から900円に引き下げ、空港に訪れる人の増減を調査する。来年4月からは開港10周年記念のイベントを予定しており、集客を高め、テナントでの販売増などを狙う。