JALグループ、9月の国際線輸送実績は17%減の108万7789人

  • 2003年11月14日
 JALグループの9月の国際線輸送実績は日本航空(JL)、日本エアシステム(JD)、日本アジア航空(EG)、JALウェイズ(JO)を合わせ、前年比17.3%減の108万7789人、搭乗率は前年比4.8ポイント減の69.2%であった。今月の旅客数は先月の減少幅に比べ6.1ポイント改善したものの、搭乗率では欧州線、東南アジア線、オセアニア線、グアム・サイパン線、韓国線で減少した。中国線は3月以来、6ヶ月ぶりに10万人台を回復した。
 なお、4月から9月までの上期では34.3%減の495万407人、搭乗率は11.2ポイント減の61.0%であった。回復途上の中国線は49.5%減の35万4938人、比較的好調に推移したオセアニア線は15.1%減の35万5441人に留まった。詳細は下記の通り。

▽JL国際線方面別実績・9月(路線/旅客数[前年比]/利用率[前年比])
太平洋線/28万1994人(7.7%減)/75.7%(0.6ポイント増)
欧州線/13万6454人(12.9%減)/71.6%(6.3ポイント減)
東南アジア線/29万2632人(26.5%減)/58.9%(9.3ポイント減)
オセアニア線/6万7847人(3.4%減)/75.8%(4.4ポイント減)
グアム・サイパン線/9万1803人(10.8%減)/68.6%(5.6ポイント減)
韓国線/11万4310人(24.0%減)/63.6%(10.0ポイント減)
中国線/10万2749人(21.6%減)/49.5%(16.4ポイント減)
合計/108万7789人(17.3%減)/69.2%(4.8ポイント減)

▽JL国際線方面別実績・上期(路線/旅客数[前年比]/利用率[前年比])
太平洋線/141万1067人(21.7%減)/67.7%(7.3ポイント減)
欧州線/61万2808人(30.7%減)/65.3%(10.8ポイント減)
東南アジア線/133万5989人(44.5%減)/50.2%(15.3ポイント減)
オセアニア線/35万5441人(15.1%減)/66.5%(13.4ポイント減)
グアム・サイパン線/31万5815人(35.7%減)/50.4%(13.7ポイント減)
韓国線/56万4349人(31.4%減)/56.0%(13.2ポイント減)
中国線/35万4938人(49.5%減)/36.1%(27.2ポイント減)
合計/495万407人(34.3%減)/61.0%(11.2ポイント減)