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EK、早期に成田の乗り入れと関西のデイリー化を目指す

  • 2003年10月5日
 エミレーツ航空(EK)アジア・太平洋地区上級副社長のキース・ロングスタッフ氏が来日、現在の状況や今後の見通しなどを語った。EKは10月1日に関西/ドバイ線の就航1周年を迎えた。日本路線の搭乗率は6月が71%、7月が84%、8月が91%と好調に推移していることから、ロングスタッフ氏は「85%以上の搭乗率を記録している現状を見れば、成功する路線と言える」との認識を示した。
 また、EKが本拠を置くアラブ首長国連邦(UAE)は2010年までに1500万人の訪問者数を達成することを国策に掲げており、このためにEKは早期に成田への就航を目指す。ロングスタッフ氏は「10月末の日本/UAEの航空当局間協議の席上、日本路線の増便が決定すると見込んでいる」との楽観的な展望を示し、「成田はデイリー運航、関西は早期にデイリー運航としたい」と意欲を見せた。なお、12月2日から関西/ドバイ線ではエアバス340-500型機でファーストクラス12席、ビジネスクラス42席、エコノミークラス204席の新機材を投入する予定だ。