商船三井客船(MOPAS)が運航する｢にっぽん丸｣はこのほど、環境保全活動に関する国際規格｢ISO14001｣の認証を取得した。MOPASが所属する商船三井グループでは環境憲章を策定し、船舶運航の安全と地球環境の保全を一体化させた取組みを推進。今年1月には株式会社商船三井(MOL)の本社全部門と運航船隊が｢ISO 14001｣の認証を取得していた。
　｢にっぽん丸｣は米国公衆衛生局の船内衛生検査で、日本船の中では4年連続で最高得点を獲得するなど、環境・衛生面での取組みには定評があった。こうした実績から環境に及ぼす影響を継続的に低減・予防できる基盤があると認められ、MOLが取得していた｢ISO 14001｣の範囲を拡大する形で認証を取得した。