海外ツアーオペレーター協会(OTOA)は5月23日、第12回通常総会を開催した。主な議事は平成14年度事業報告および収支決算報告、平成15年事業計画および収支予算案などであり、これを承認した。平成14年度の事業では、バリ島でのテロ事件、大型台風のグアム直撃など、有事の情報提供の役割が高まり、OTOAホームページ(http://www.otoa.com)の平均のアクセス数は200万を超えた。
　平成15年度事業は｢リカバリー｣をキーワードに日本旅行業協会(JATA)、全国旅行業協会(ANTA)、国土交通省との連携を強化する。また業界全体での協力として、各観光局のFAMツアーでのランド手配や現地政府観光局との関係を深める。さらに、ホームページでの情報提供を引き続き強化する方針。5月22日付けの最新情報では、｢現地便り｣としてシンガポール市内の様子を写真で伝えており、今後も情報提供に工夫をする。