インフィニ・トラベル・インフォメーションの針間浩治常務取締役営業本部長は、11日開催したユーザーズミーティングで「年間のシステム開発費は約10億円。変化の激しい旅行業界に対応していくためには今後も同水準の開発費はかけざるを得ない」と述べ、旅行業界のニーズに対応するため今後とも積極的にシステム開発を進めて行くことを強調した。
　また、同社担当者が現在のシステムの開発や改修状況などを説明した後、新しいプロダクトの計画も発表。この中で注目されたのは今年末に発表予定のインフィニ・ウェブトップ。現在のインターネット対応のリンケージより操作性が簡単で、設置期間も現在の1ヶ月半から約2週間に短縮。空港マップや日本語の旅行情報など情報検索システムがポータルサイトで展開されることになっている。すでに発表されているインフィニと旅行会社の自社システムを結ぶインフィニAPI、PNRの内容を旅行者がインターネット上で確認できるインフィニ・バーチャリー・ゼアーなども紹介され、参加した旅行会社の担当者の関心を集めた。