イタリア、シチリア島の後期バロック様式の町が世界遺産に登録

  • 2002年7月19日
 シチリア島の南東部にあるカルタジローネ、カターニア、ミリテッロ・イン・ヴァル・ディ・カターニア、モディカ、ノート、パラッツォロ・アクレイデ、ラグーサ、シクリの8つの町が、「ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々」として世界遺産に登録された。同エリアやカターニア周辺の町は1693年に起きた大地震で全壊したが、都市計画により見事な後期バロック様式の建築や芸術で町を再建したことが評価された。現在でもその様式の建物が多く残り、美しい景観を見せている。