ANA、2800人超の新入社員迎え入社式 安全と変革を軸に次世代担い手育成
ANAグループは4月1日、羽田空港の格納庫で入社式を開催し、約2800人の新入社員を迎えた。安全を経営の基盤とする姿勢を改めて示すとともに、2030年に向けた成長投資と変革を担う人材への期待を強調した。
会場となった格納庫にはグループ40社から2801人の新入社員が集まり、航空機整備の現場である「安全の原点」において門出を迎えた。
式典では芝田浩二グループCEOが登壇し、「安全は経営の基盤であり、社会への責務である」と強調した上で、航空機運航に限らず食の安全や個人情報、作業安全など多岐にわたる安全確保の重要性に言及した。また、既存の枠組みにとらわれない柔軟な発想で挑戦し続けてほしいと述べ、新入社員に挑戦の姿勢を求めた。
足元の事業環境については、世界の政治・経済や技術革新に左右される不確実性の高まりに触れ、「変化に対して感度を上げ、果断に即応することが求められる」と指摘した。さらに、2030年に向けて航空機やDXを中心に過去最大規模となる2.7兆円の投資を実行する方針を示し、新入社員をその変革を担う主役と位置付けた。
入社式では、ANAがパートナーシップ契約を結ぶ米メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督や、サッカー日本代表の三笘薫選手、プロスケートボーダーの堀米雄斗選手らによるビデオメッセージも上映され、新たな門出を後押しした。

