タヒチ、ハネムーン以外にOLや熟年、団体旅行誘致を強化

  • 2005年4月16日
 タヒチ観光局、エア・タヒチ・ヌイ(TN)、エールフランス(AF)は共同で「タヒチセミナー」を開催、ホテルやランド・オペレーターなど11社が最新情報を提供した。タヒチ観光局の橋本日本支局長は「昨年タヒチを訪れた日本人は前年比22%増となる約2万人で、今年の第一四半期は44%増と好調だ。4月20日からはTNが週3便に増便、7月からは複数のホテルがオープンし航空座席と受け入れ施設共にキャパが増える。これも旅行会社の努力のおかげ」と感謝を述べた。
 TNは増便でタヒチへの年間の供給座席数が4万5860席と従来より50%増加となる。TNのGSAであるAF南太平洋旅客営業部長の宮崎氏は「今までは8日間の滞在が必要でハネムーナーが多かったが、増便により滞在日程のバラエティが増えた。今後はOLや若者、ファミリーなど3人一組の旅行や、熟年、団体・インセンティブなどのプロモーションを強化し、そのための特別料金も用意している」と新市場開拓に意欲を見せた。また、ダイビングで有名なランギリア島にある「ホテル・キア・オラ」のジャック・ウエノヤマ社長は「日本人にはボラボラ島が有名だが、航空座席が増える以上ボラボラ島だけでは受け入れの対応ができない。新ディスティネーションとして他の島へも積極的に商品化をすすめて欲しい」と語った。