モナコ政観ワークショップ、例年以上の活発な意見交換の場に

  • 2005年4月8日
 モナコ政府観光会議局は4月9日、東京のアーク森ビルでワークショップを開催、会場には旅行会社の企画・販売担当者、約120名が参加した。モナコからはS.B.M、ル・メリディアン・ビーチプラザ、モンテカルロ・グランドホテルなど主要ホテル3社のセールスマネージャーが来日、テロ後の旅行需要の低迷に苦しむ旅行会社の担当者は、新しい情報を旅行企画のヒントにしたいとして、各ホテルの担当者と活発な意見、情報交換を行った。
 モナコでは2000年に総合多目的施設「グリマルディ・フォーラム」がオープンして以来、インセンティブや国際会議などの利用が増加。秋にS.B.M.運営のオテル・エルミタージュがリノベーションを計画するなど、各ホテルも観光客の誘致に積極的な投資を進めている。同観光局セールス・プロモーション・マネージャーの岡部昭子氏は「昨年度の海外旅行需要の落ち込みの影響からか、例年以上に情報交換に意欲的な印象だ」とワークショップの反響の大きさに大きな手応えを感じているようだ。
 なお、ワークショップは東京に続き、名古屋(11日)大阪(12日)でも開催される。詳細はモナコ政府観光会議局(TEL 03-5798-7403)まで。