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WILLER、"カスハラ"ポリシー策定 法的措置も視野に

  • 2025年2月13日

 WILLERは13日、グループとしての「カスタマーハラスメントポリシー」を策定した。悪質なクレームや不当な要求から従業員を守り、安心して働ける環境を確保することで、より良いサービスの提供に取り組む。

 同社は、移動の新たな価値創造を掲げ、デジタルマーケティングとテクノロジーを活用したサービス向上に努めてきた。顧客の意見を重視しサービス改善を続ける一方で、一部の利用者によるカスタマーハラスメントが問題となっていた。これを受け、ポリシーを定め、悪質な言動にはサービス提供の拒否や法的措置を含む厳正な対応を行う方針を示した。

 カスタマーハラスメントの定義には、身体的・精神的攻撃、威圧的な言動、土下座の強要、過度なクレームなどが含まれる。また、SNS上での誹謗中傷や金銭補償の要求も対象とし、不当な行為には警察や弁護士と連携して対応する。