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「創業50年の信頼と実績」 航空券とランド手配のプロフェッショナル、ニッカ航空サービスの強みと展望

 福岡に本社を構え、50年の歴史を持つニッカ航空サービス。同社は、国際航空券の卸売りを中心に、アジア現地のランド手配やパッケージツアーの造成も手掛けている。市場の変化に柔軟に対応しながら、旅行会社のパートナーとして高品質なサービスを提供しているのが特徴だ。今回は、福岡支店の北村良太支店長に、同社の強みや現在の市場環境、今後の展望について話を伺った。

nikka
-ご自身と会社のご紹介をお願いいたします。

北村良太氏(以下敬称略) ニッカ航空サービス株式会社の福岡支店で支店長を務めております。当社は今年で創業50周年を迎えました。本社は福岡にあり、「ニッカ」はもともと「日華」という字の通り、チャイナエアラインの代理店としてスタートした会社です。

 現在は、国際航空券の卸売りを主軸としたホールセール事業を展開し、アジア現地のオペレーターを活用したランド手配やパッケージツアーの販売も行っています。

 拠点は福岡、大阪、東京、名古屋、広島にあり、総勢約30名強のスタッフが在籍。東京支店では現在、台湾の現地オペレーションに注力しています。一方、福岡を含めたそのほかの拠点では、それぞれの地域発着の航空券を旅行会社向けに販売しています。クライアントの多くは中小規模の旅行会社や地場の大手企業です。

-取り扱い航空会社についてお聞かせください。

北村 台湾の航空会社では、チャイナエアラインをはじめ、エバー航空、スターラックス航空、LCCのタイガーエア台湾など、日本ー台湾路線を運航するすべての航空会社を取り扱っています。さらに、アジアの主要航空会社も取り扱い、福岡に就航するほぼすべての航空会社をカバーしています。

 運賃形態については、公示運賃が大半ですが、航空会社によってはIT運賃の取り扱いもあります。また、最近では欧米のロング路線に関する問い合わせも増えており、香港や台北経由で欧米へ向かう旅程の提案も行っています。

-レジャーと業務渡航の比率はどのくらいでしょうか。

北村 現在の比率では、圧倒的にレジャー需要が多いですね。業務渡航も依然として一定の需要はありますが、当社としては今後、レジャー需要の取り込みをさらに強化していきたいと考えています。

 ランド手配については、特にアジア方面の依頼が多く、2023年から市場が再び動き始め、2024年は台湾・韓国が主軸でした。最近では、4〜5日間のアジア周遊パターンの需要も増えてきています。

 当社の強みは、航空券とランド手配を一括で提供できる点にあります。個別に手配するほうが安く済むこともありますが、手間やリスクを考慮すると、一括手配の安心感を提供できることが大きな価値になっていると考えています。