JTB総合研究所と東急リバブルは、2024年12月13日に不動産マーケット調査に関する業務提携契約を締結し、2月3日よりホテルマーケットに特化した調査・レポート提供サービスを開始する。同サービスは、観光産業や不動産市場の知見を持つ両社が協力し、宿泊施設の開発や売買、出店を行う事業者に向けて実用的なエビデンスを提供するもの。事業計画の説得力向上や適切な投資促進を通じて、観光地の魅力向上や地域活性化を目指す。

　JTB総研は観光産業に特化した知見やデータ分析力を活用し、観光地分析や宿泊施設のコンセプト企画、地域活性化に取り組んできた。一方、東急リバブルはホテルアセット専門チームや全国規模の不動産ネットワークを活用し、ホテルの開発・売却や有効活用に関する幅広いアドバイザリー業務を提供している。両社は今後、他のステークホルダーとも協力を視野に入れ、宿泊施設の充実と最適化を進めていく方針だ。