観光活性化フォーラム
観光活性化フォーラム

主要旅行業43社11月総取扱額は19年比79.7%、訪日取扱が上向き-8社が19年同月越え

  • 2025年1月20日

 観光庁が17日に発表した「主要旅行業者(43社)の旅行取扱状況速報」2024年11月分によると、同月の総取扱額は3505億5229万円で、2019年同月比79.7%、2023年同月比103.9%となった。

 その内、海外旅行は1112億7414万円で、19年比70.8%、23年比110.5%。外国人(訪日)旅行は220億5382万円で、19年比91.5%、23年比121.8%。国内旅行は2172億2432万円で、19年比84.0%、23年比99.4%だった。

 主要43社の内、11月の総取扱額が19年同月を上回ったのは、日本橋夢屋(19年比160.8%)、WILLER(133.5%)、トヨタツーリストインターナショナル(119.6%)、ケイライントラベル(119.3%)、HTB-BCDトラベル(118.7%)、郵船トラベル(117.7%)、日新航空サービス(102.7%)、三越伊勢丹ニッコウトラベル(101.3%)の計8社。

 また、11月の募集型企画旅行(パッケージツアー)の取扱額は713億802万円で、19年同月比61.8%、23年比95.4%と状況は変わらず。その内、海外旅行は19年比31.1%、外国人(訪日)旅行は44.7%、国内旅行72.4%との結果になった。

 なお、今年の主要旅行業者43社の月別・分類別の旅行取扱額、19年比と23年比の推移は下記の通り。