2025年 海外旅行完全復活への一年、訪日は次のステップへ-年頭所感(3)(協会・団体)

  • 2025年1月10日

全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)会長 井上善博氏

昨年は、心穏やかなお正月を迎える中、能登半島地震が発生しました。改めて、お亡くなりになられた方に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまにお見舞い申し上げます。全旅連も発災直後から、被災地支援について政治、行政の関係者とも膝詰めで協議を行い、その結果、一定の必要な支援を実現させることが出来ました。しかしながら、いまだ能登半島の復旧・復興は道半ばであり、本年も地域に寄り添い、必要な支援を……続きを読む







全日本ホテル連盟(ANHA)会長 清水嗣能氏

世界的な気候変動に伴う豪雨や地震等、度重なる災害への対応については、業界の努力だけではいかんともしがたい問題が多い中、能登半島地域では度重なる地震や豪雨災害に遭いながらも、復旧、復興に向けて着実に歩み続けている姿勢には頭が下がる思いです。われわれ全日本ホテル連盟では、令和6年能登半島地震による二次避難者受入のための客室提供を会員に呼びかけるとともに、各会員ホテルのフロントに募金箱を設置し、お客様の……続きを読む







日本旅館協会会長 桑野和泉氏

1年のはじまりの日には、いつも新たな気持ちで「今年は去年よりももっといい年にしよう」と決意し、明るい1年間を想像して思いを馳せています。昨年、そんな決意をした直後に起きたのが、能登半島地震でした。自然災害は、お正月でもお盆でも関係なくやってきます。「天災は忘れた頃にやってくる」のではなく、今はいつどこでもやってくる時代です。お盆シーズン直前に起こった宮崎県日向灘での地震と、その後発表された「南海トラフ……続きを読む







日本添乗サービス協会(TCSA)副会長 三橋滋子氏

コロナが2類から5類に移行して1年半以上が経過し、人の移動や旅行、イベント等もコロナ前と同様に行われるようになりました。また、インバウンドにおいては、訪日旅行客が3,000万人を過去最速で突破する一方、長引くロシアのウクライナ侵攻、イスラエルとパレスチナの戦争による世界情勢不安や円安による海外旅行費用の高騰等により、海外旅行は低迷しており、まだまだ復活とは言えない状況が続いております。当協会会員から派遣……続きを読む







日本外航客船協会会長(JOPA) 遠藤弘之氏

2022年の年末に本格的に再開した外航クルーズもようやく軌道にのり、昨年は通常のオペレーションによる海外ロングクルーズが可能となりました。また、国内クルーズも活況を呈し多くのお客様に乗船していただき日本人のクルーズ人口もコロナ禍前に戻ったと感じております。昨年は当協会が2003年から導入したクルーズアドバイザー認定制度によるクルーズコンサルタント認定試験も実施いたしました。この認定制度はクルーズ商品の……続きを読む







国土交通省港湾局長 稲田雅裕氏

平素より、港湾行政の推進にあたり、格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。また、国民の命と暮らしを守り、我が国の経済活動を支えるため、献身的に職務を遂行されている港湾関係者の皆様に、重ねて敬意と感謝を申し上げます。令和6年能登半島地震の発災から早や1年が経ちました。被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。多くの港湾で甚大な被害が生じました。発災直後の応急復旧により、求められる港湾機能は……続きを読む