11月の延べ宿泊者数5812万人、都道府県別では鳥取が44.6%増と大幅に伸長
観光庁が12月26日に発表した宿泊旅行統計調査11月第1次速報によると、11月の延べ宿泊者数は5812万人(前年同月比106.7%)だった。その内、日本人宿泊者数は4343万人(同102.3%)、外国人宿泊者数は1469万人(同122.0%)となっており、日本人宿泊者数は10月の前年同期比97.7%から再度プラスに転じた。
同日には10月第2次速報も発表された。都道府県別延べ宿泊者数の前年からの伸び率では、鳥取が前年同月比+44.6%でトップに、以降、岐阜+28.1%、石川+27.8%、徳島+23.4%、和歌山+18.8%と続いた。
また、地方部への誘客に関して、10月の三大都市圏及び地方部における外国人延べ宿泊者数は、三大都市圏が1089万人(構成比68.8%)、地方部が493万人(同31.2%)。19年同月の構成比は三大都市圏63.4%、地方部36.6%となっており、分散は進んでいない。