ANA、JALの年末年始予約状況、国内・国際線ともに前年超え ANAハワイ線は過去最多を記録
ANAとJALは23日、2024年度年末年始(12月27日~2025年1月5日)の予約状況を発表した。それによると、両社とも国内線・国際線の予約数が前年を上回り好調に推移しているという。
国内線はそれぞれ、ANA予約数146万6091人(前年比117.2%)・予約率82.6%(前年差+9.4pt)、JALグループ予約数108万239人(同108.8%)・予約率81.3%(同+7.4pt)。
ANA国内線では、全ての日程で予約数が前年を超え、ピーク日は下りが12月31日、上りが1月4日となっている。方面別では北海道が前年比122%と好調に推移。また、同社グループのLCCピーチを合わせた予約数は163万9376人(前年比114.4%)となった。
JALグループ国内線では、特に北海道・関西・中国四国・沖縄方面が好調に推移。ピーク日は下りが12月28日、上りが1月4日となっている。
ハワイ路線 両社好調
国際線はそれぞれ、ANA予約数24万1323人(前年比116.2%)・予約率83.4%(前年差+6.0pt)、JAL予約数22万6089人(同124.2%)・予約率87.8%(同+9.5pt)。
ANA国際線では、ハワイが年末年始期間として過去最多の予約数(2万3553人)を記録するともに、新規就航したミラノを含む欧州路線が前年比152%と好調に推移。ピーク日は日本発便が12月28日、海外発便が1月5日となっている。なお、ピーチ、AirJapanを合わせた予約数は33万387人(前年比118.2%)となった。
JAL国際線でも、ハワイ路線が12月27日日本着を除き全てほぼ満席となるなど好調に推移。その他、東アジア路線の予約数は前年比145.5%、欧州路線は144.7%を記録した。ピーク日は日本発便が12月28日、日本着便が1月4日となっている。