官民連携事業でJAL、美祢市らがオリジナルカードの販売開始
JAL、美祢市、法務省は10日、秋芳洞プレミアムフリーパスとして利用できる100枚限定のオリジナルカードの販売を開始した。JAL及び法務省からの出向により、観光客の回復を目的に開始した「地方創生プロジェクト」による取り組みの一環で、同カードには航空機のエンジンや防火壁と同様の素材である「チタン」を採用。美祢市ふるさと交流大使で世界的な切り絵画家の久保修氏が表面のデザインを担当し、裏面は羽田~山口宇部を運航するボーイング737-800型機の機影を刻印した。
制作にあたっては、美祢市内の事業者が表面、JALエンジニアリングが裏面の加工を担当。法務省は管轄する官民協働運営の刑務所「美祢社会復帰促進センター」の職業訓練で、カードのPR用ポスターやキャッチコピーを制作することで協力した。
3者による連携では、美祢市の人手・特産品不足いった課題に対し、新たなモノづくり事業や社会復帰促進センターを活用した取り組みを推進している。