主要旅行業43社、8月総取扱額は19年比67.5% 国内旅行伸びず
観光庁が18日に発表した「主要旅行業者(43社)の旅行取扱状況速報」2024年8月分によると、同月の総取扱額は3233億6190万円で、2019年同月比67.5%、2023年同月比101.8%となった。
その内、海外旅行は1325億9180万円で、19年比67.0%、23年比118.5%。外国人(訪日)旅行は127億2307万円で、19年比70.7%、23年比90.7%。国内旅行は1780億4703万円で、19年比67.6%、23年比92.9%だった。
主要43社の内、8月の総取扱額が19年同月を上回ったのは、三越伊勢丹ニッコウトラベル(19年比162.4%)、日本橋夢屋(156.0%)、ケイライントラベル(119.8%)、HTB-BCDトラベル(119.4%)など、計8社。
また、8月の募集型企画旅行(パッケージツアー)の取扱額は856億4898万円で、19年同月比50.7%、23年比97.3%と19年比では引き続き大きく減少している。特に、海外旅行は19年比32.1%となっており、外国人(訪日)旅行44.3%、国内旅行58.9%と比較しても大きく数字を落としている状況だ。
なお、今年の主要旅行業者43社の月別・分類別の旅行取扱額、19年比と23年比の推移は下記の通り。