アルゼンチン / パイロット組合のストライキに伴う影響 (9/13~14)
アルゼンチンでは、先週に引き続き今週もパイロット組合(Airline Pilots Association: APLA)によるストライキが予定されております。
パイロット組合の発表によりますと、ストライキは現地時間
2024年9月13日(金) 正午12:00~14日(土)正午12:00までの24時間、予定されております。
ストライキの影響により、アルゼンチン航空の国内線・国際線に遅延やキャンセルが発生する可能性があります。また、その他の空港職員組合もストライキに賛同する可能性があり、アルゼンチン航空以外のフライトにも影響が出る可能性があります。
ストライキ期間中にアルゼンチン発着のフライトを利用予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。
なお、今後も組合・航空会社・政府の交渉・対立が終わらない限り、引き続き突発的なストライキが行われる可能性もありますので、あわせてご注意ください。
以下に在アルゼンチン日本国大使館発出情報をご案内いたしますので、あわせてご確認ください。
航空ストライキ発生の可能性
◎ 概要と対策
アルゼンチンの航空業界では業種別(パイロット、客室乗務員、空港地上職員、航空管制官等)に労働組合が結成されており、それぞれ個別に労働賃金の交渉や同交渉が成立しなかった場合のストライキを行っています。
8月下旬以降、賃金交渉の難航により各労働組合がストライキを実施していますが、これによりブエノスアイレスのアエロパルケ空港及びエセイサ空港をはじめとする国内主要空港を発着する国際線・国内線の双方に欠航や遅延が頻発する事態となっており、利用客に大きな影響を及ぼしています。
直近では、パイロットの労働組合により、8月下旬から2週間にわたって数時間のストライキが繰り返されたほか、9月に入り、航空管制官の労働組合が1ヵ月間に及ぶ大規模な断続的ストライキを行うと発表しました。(※このストライキは政府の介入により実施前に一時中断となっております。)
また、予め公表されるもの以外にも、予告なく突発的に実施されるストライキも発生しており、この事態が長引くことも否定できません。
このため、航空便の利用を予定されている場合には、各航空会社のHP等を確認して情報収集をしたうえで、フライト変更等の必要な対策をとることを推奨します。
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会