観光業 求人・求職ともに活況、Indeed調査で明らかに
インバウンドの回復に伴い、観光業界における求人・求職が活況を呈していることが、Indeed Japanの調査で明らかになった。
同社は、2019年1月から2024年6月までの期間、日本のIndeed上での観光業に関する求人および仕事検索の動向を調査。その結果、2024年上半期の観光業に関する求人割合は、2019年以降各年同期比で過去最高となった。特に、訪日客対応を想定したインバウンド関連の求人は、2023年同期比約1.2倍、2021年同期比で約2倍に増加しており人材の需要が急増している。
求職者側でも観光業への関心が高まっており、観光業に関する仕事検索割合は2019年同期比で約1.1倍に回復した。特に、インバウンドに関する仕事検索は、2023年同期比約1.4倍、2021年同期比で約4.7倍と大幅に増加した。
2024年6月の訪日客数は単月過去最高を記録しており、今後もインバウンドの回復とともに観光業界の求人・求職はさらに活発になると予想される。