HIS夏休み旅行動向 予約者数はほぼ横ばい、方面別1位はソウルと沖縄
エイチ・アイ・エスは、夏休み(7月20日―8月31日)の旅行の予約動向をまとめた。方面別1位は海外旅行がソウル、国内旅行が沖縄県で前年と変わらず。海外、国内ともに前年をやや下回る予約者数となった。
海外旅行の予約者数は前年同期比97・5%、コロナ前の2019年同期比では52・3%で、前年と回復度合いは横ばい。方面別はソウル、台北、ホノルル、バンコク、シンガポールと続く。19年動向と比べると大きな変動はない。
前年から予約者数が上昇した急上昇ランキングの1位はカイロ(エジプト)。2位はデリー(インド)、3位はウランバートル(モンゴル)がランクインした。
国内旅行の予約者数は前年同期比で86・5%。旅行支援策が落ち着き、平時の需要に戻った。方面別は沖縄県、北海道、長崎県、福岡県、鹿児島県の順。鹿児島県は近年予約者数が増加し、19年比でも134・9%と好調だ。
調査は6月26日時点の予約状況から。
情報提供:トラベルニュース社