2次交通に関する気になるガイドライン!業界にも影響が-インプリージョン オダギリサトシ氏

着地型のコンテンツ業界で関わりそうなところ抜粋

続いて
着地型のコンテンツ業界に関する部分を抜粋しますと

"ダイビング・シュノーケリング等のマリンスポーツやスノーシューツアー等の事業者が、ツアー利用者を近隣の駅・バス停・宿泊施設等からツアー実施場所まで運送するなど、利用者を対象に無料サービスとして行う運送は、社会通念上常識的な範囲のものは、許可又は登録が不要である。(一部略)ただし、ツアーと称していても、提供されるサービスの実態が、単に目的地への運送のみである場合には、許可又は登録を要する"


"通訳案内士等による観光ガイド事業との一体運送
国・地方公共団体及び公益社団法人日本観光振興協会並びに公的機関が認定・付与する資格を有する観光ガイドが、ガイドのために人を運送する場合で、運送に特定した反対給付がない場合は、許可又は登録は不要である。ただし観光ガイドと称していても、提供されるサービスの実態が、当該地域に関する専門的な知識や高度な語学力等に基づくガイドの提供ではなく、単に目的地への運送のみである場合には、許可又は登録を要する"


この最初のは大きいですよ
ローカルで着地型観光やっていると
2次交通の課題が大きくて
バスやタクシーを使うとコストUPで現実的でなかったですからね。

もちろん
これもグレーでやっているところもあったでしょうけど
堂々とできますね。

続いてガイドですけど
これは条件が色々ついてて、解釈が悩ましいところですが
きっと在日の外国人がやっている白タクを意識しているので
このような表現になっているのでしょうか?

公的機関が認定・付与する資格って何なんでしょう?
日本人向けに日本語でガイドをしている人の場合
特に資格持ってなくてもガイドしている人も多いでしょうしね。

とはいえ
今回のコラムにおいて
私は法律の専門家でもないし
官僚のように賢いわけでもないので
私の読み込みが間違っているかもしれません。

その辺りは
読者の方は原本に目を通して自己判断をお願いいたします。

また
編集部には
ぜひとも国土交通省にこのあたりをヒアリングに行って
記事を書いていただきたい

なんなら私が行きますよ~


オダギリ サトシ
株式会社インプリージョン代表取締役。旅行会社向けに大阪の着地型旅行商品をODM開発する他、全国各地の自治体の観光集客アドバイザーや委員を務める。大阪商工会議所ツーリズム振興委員、「世界に誇る観光地を形成するためのDMO体制整備事業」の専門人材、観光庁「広域周遊観光促進専門家」。