レゴランド・ジャパン、9月から選択的週休3日制導入へ
「レゴランド・ジャパン・リゾート」を運営するレゴランド・ジャパン(社長:本多良行)が、9月1日より選択的週休3日制を導入する。働きやすい環境を作り、従業員の働きがい向上と、それによる顧客満足度向上を図りたい考え。
厚生労働省の「令和4年就労条件総合調査 結果の概況」によると、週休3日制導入企業はわずか8.6%だったが、同社が育児中(予定者含む)の従業員を対象に実施したアンケートでは、「時短勤務よりも週休3日制を望む」が65%に及んだ。
導入する選択的週休3日制は、育児・介護を目的として希望する従業員を対象に、年間休日数を156日(通常120日)とし、毎月所定分の休日を付与するもの。従業員は、同じ月内において週40時間の労働時間を維持しながら、週休3日を取得することで給与を減額しない「総労働時間維持型」と、勤務実態に応じて給与等が減額される「報酬削減型」のどちらかを自由に選択することができる。
レゴランド・ジャパンでは、以前より「働き方改革」が行われており、昨年4月には、従業員・アルバイトの身だしなみ基準を撤廃。身だしなみを個人の判断にゆだね、個性を表現できる職場づくりを行なった。