KNT―CT・22年12月の旅行取扱 19年比17・2%減の293億400万円まで回復
KNT―CTホールディングスの2022年12月の旅行取扱総額は前年比78・3%増の293億400万円だった。コロナ禍前の19年同月との比較では17・2%減。国内旅行の回復で減少幅の縮小が続いている。
国内旅行は同57・9%増、19年比0・6%増の199億8900万円。一般団体は19年比43・4%減だが、学生団体は延期されていた修学旅行が実施され19年比23・9%増と好調。国内団体旅行全体では19年比1・1%増とコロナ前を上回った。企画旅行も全国旅行支援の効果から団体ツアーを中心に取り扱いが増え、19年比13・4%増とこちらも大きく改善した。
海外旅行は同963・9%増、19年比78・9%減の25億3400万円。一般団体はスポーツイベントの取り扱いがあり19年比11・7%減となったものの、学生団体は19年比89・0%減と厳しい状況が続き、団体合計では19年比61・1%減に。企画旅行は19年比92・2%減。個人旅行は19年比79・9%減。
外国人旅行は同1703・7%増、19年比632・7%減の12億5500万円。
なお、取扱額は近畿日本ツーリスト、近畿日本ツーリストコーポレートビジネス、クラブツーリズム、ユナイテッドツアーズ、KNT商事の合算。
情報提供:トラベルニュース社