「宿泊施設のDX人材育成に向けたアドバイザー派遣事業」、にし阿波そらの郷や麒麟のまち観光局など12件選定
観光庁は2022年12月21日、DXによる宿泊業の生産性・収益性向上に向けた「地域一体となった宿泊施設のDX人材育成に向けたアドバイザー派遣事業」の選定事業12件を決定、公表した。
同事業は、観光地における面的なDX化や観光客の情報などの地域での共有・活用が求められるなかで、宿泊業におけるDX人材の不足を解消し、IT化を推し進めることで生産性や収益性の向上につなげようというもの。複数の宿泊施設が一体となり観光関係事業者らと面的なDXを推進するためにアドバイザーの支援を得ながら内部人材の育成を図る。
選定された事業と申請主体は次の通り。
石和温泉DX化事業(かげつ)▽霧島・妙見温泉地域課題解決デジタルツール導入推進事業(雅叙苑観光)▽鳥取市中心市街地エリア宿泊DX化推進事業(麒麟のまち観光局)▽黒川温泉・宿泊予約サイト予約率向上プロジェクト(黒川温泉観光旅館協同組合)▽ITスキル向上によるWEBデータ分析と情報発信の強化(松月産業)▽ウトロ温泉DX化推進事業(知床グランドホテル)▽秘湯・梅ヶ島温泉郷における“おもてなし”DX推進事業(するが企画観光局)▽にし阿波地域宿泊施設のDX推進事業(そらの郷)▽美瑛町白金温泉におけるDX人材育成事業(大雪山白金観光ホテル)▽庄川温泉郷地区における観光DX推進事業(とやま観光推進機構)▽長崎市宿泊産業DX化事業(長崎スカイホテル)▽養老牛・川湯温泉DX化推進事業(湯宿だいいち)
情報提供:トラベルニュース社