国交省「水の里の旅コンテスト2022」、下諏訪町地域開発公社観光振興局のツアーが最優秀賞
国土交通省は12月15日、河川上流部地域の観光資源を生かした旅の企画を表彰する「水の里の旅コンテスト2022」の受賞企画を決定した。最優秀賞には一般部門が下諏訪町地域開発公社観光振興局(長野県)による水の恵みを体感するツアー、学生部門が比治山大学現代文化学部マスコミュニケーション学科観光振興ゼミ3年(島根県)の企画がそれぞれ選ばれた。
下諏訪町地域開発公社観光振興局の企画は「水の流れから悠久の歴史を辿る しもすわ分水嶺紀行」。まちの魅力を水の流れに着目してめぐるもので、分水嶺というキーワードか地域の歴史・文化を学びながら遺跡観光も盛り込んで構成した。審査員からは「地域の歴史や文化が水の恩恵を受けて成り立っていることが伝わる内容となっているところが秀逸」などと評価された。
なお、同局の企画は特別賞「絶景賞」にも選出された。
そのほか、一般部門の優秀賞に埼玉県物産観光協会の「春日部で夏休み 発見!体験!川の国ツアー」、奨励賞に土湯温泉観光協会の「秘湯『幕川』への旅」が選ばれた。
学生部門最優秀賞の比治山大学現代文化学部マスコミュニケーション学科観光振興ゼミ3年の企画は「ヒトとトキを継ぐ水源地ツアー―知恵を偲ばせる『奥出雲流暮らし』体験」。
情報提供:トラベルニュース社