KNT―CT・9月の旅行取扱 19年比47・5%減の227億8800万円
KNT―CTホールディングスの9月の旅行取扱総額は前年比11・1%減の227億8800万円だった。コロナ禍前の2019年同月との比較では47・5%減。コロナ第7波で伸び悩んだ前月8月からは回復傾向にある。
国内旅行は同154・0%増、19年比47・8%減の127億3300万円。一般団体は19年比43・4%減だが、学生団体は延期されていた修学旅行が実施され19年比7・6%増となり、国内団体旅行全体では19年比24・5%減とやや回復した。企画旅行は19年比57・6%減と横ばい。
海外旅行は同640・9%増、19年比88・5%減の16億4500万円。一般団体は19年比68・5%減、学生団体は19年比83・9%減と厳しい状況が続く。企画旅行はクラブツーリズムが添乗員付きツアーを再開し19年比97・5%減ながら徐々に数字が。個人旅行は19年比79・1%減。
外国人旅行は同43・2%減、19年比90・0%減の3億3300万円。
なお、取扱額は近畿日本ツーリスト、近畿日本ツーリストコーポレートビジネス、クラブツーリズム、ユナイテッドツアーズ、KNT商事の合算。
情報提供:トラベルニュース社