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天才の暮らしに迫る「モーツァルトハウス」、ウィーンの忘れられない思い出に特別イベントなど提案[PR]

  • 2022年11月15日

社会環境から音楽キャリア、そして暮らしぶりまで展示

3階展示室の様子 ©Mozarthaus Vienna/ David Peters

モーツァルトが暮らしたのは最も家賃の高かった建物の1階(日本の数え方では2階)でしたが、モーツァルトハウスはこれに加えて2階と3階も展示室として使用しています。

見学のコースは3階、2階、1階の順で、テーマはそれぞれ「モーツァルトのウィーン」、「モーツァルトの音楽」、「モーツァルトのアパート」。3階には18世紀終盤のウィーン社会についての資料が並び、2階ではモーツァルトが遺した600もの楽曲やその創作活動について知ることができます。

当時のインテリアが再現された社交ルーム ©Mozarthaus Vienna/ David Peters

そして最大の目玉は、実際にモーツァルトが妻や息子、愛犬、愛鳥、使用人たちと一緒に暮らした1階。約177平方メートルのなかに小部屋2つを含む6つの部屋が配されており、現在は各部屋の説明や同時代の家具などを通して一家の暮らしぶりが体感できるようになっています。

窓の外まで18世紀の景色を再現

各階の展示内容はオーストリア政府観光局ウェブサイトで詳細に説明されていますが、ここでももう少しご紹介しましょう。

復元された街並み ©オーストリア政府観光局/ TYO

1階の6室のうち最も大きな部屋は、モーツァルトや招かれた客たちがゲームやビリヤードを楽しみ、音楽会を催した社交ルームだったと考えられており、屋内は当時のインテリアを再現。しかも21世紀に入ってからは窓から見えるウィーンの街並み自体が大きく改修されており、こちらも当時の風景を再現。モーツァルトの華やかな暮らしがきっと目に浮かぶはずです。

また、モーツァルトハウスではモーツァルトのあまり知られていない側面にも光を当てており、例えば実は会員だったという秘密結社「フリーメイソン」との関わりを示すコーナーや謎の残る死因を探る展示も好奇心を刺激します。

フリーメイソンとの関わりを紹介する展示 ©Mozarthaus Vienna/ David Peters

このほか、外国語に不安のある旅行者には日本語を含む13ヶ国語で無料のオーディオガイドが用意されているのも嬉しいところ。さらに館内にはミュージアムショップも用意されギフトなどと並んでDVDやCDも販売されているほか、お客様にセルフサービスでご利用いただける無料のドリンクステーションと有料でのスナックの販売もあります。