【ローマ現地レポート】観光の合間に一息、「座って食べられる」ジェラート店

  • 2022年11月16日

コーンのクオリティはトップクラス、サンタンジェロ城近くの「クレミッラ Cremilla」

 1軒目はサンタンジェロ城からすぐ、サンピエトロ広場から徒歩7分、バチカン博物館、サンピエトロ大聖堂、サンタンジェロ城の観光の後に立ち寄るのに便利なところにある「クレミッラ Cremilla」です。内装に木が使われた居心地の良いお店で、テーブルが3つと高テーブルが2つあり、トータルで30人ほど座ることのできる椅子やベンチが備えられています。

 イタリアのアイスクリーム「ジェラート」は、コーンにのせて食べるか、カップに入れて食べるか、どちらにするかを選ぶことができますが、このお店のコーンのクオリティはトップクラスです。シチリア島のパレルモでポピュラーなパンに挟んだジェラートも売っています。


店名:クレミッラ Cremilla
住所:Via di Porta Castello 39
料金:小サイズが3ユーロ、中サイズが3.50ユーロ、大サイズが4ユーロ、パンにはさんだジェラートが5ユーロ
Web:http://www.gelateriacremilla.com/

ヴェネト通りの自然派「ネーヴェ・ディ・ラッテ Neve di Latte」

 2軒目は5つ星ホテルが立ち並ぶヴェネト通りにある「ネーヴェ・ディ・ラッテ Neve di Latte」です。歩道の幅が広いので、外にテーブルが10個あり、店内の高テーブルと合わせて、計26席あります。店名が「ミルクの雪」である通り、自然の原材料のみを使用したこの店のジェラートは溶けるのが早いので、カップに入れて食べることをお勧めします。

 また今回紹介するすべてのお店に共通することですが、お店に入ってまずどのサイズのジェラートがほしいかレジのスタッフに伝えてお金を払います。それから、レシートをジェラート・カウンターにいるスタッフに見せてオーダーします。したがって、レジで大きさを、カウンターでどの味のジェラートがほしいかを伝えることになります。少々面倒くさいですが、この店員との会話も楽しまれてはいかがでしょうか。


店名:ネーヴェ・ディ・ラッテ Neve di Latte
住所:Via Vittorio Veneto 112
料金:小サイズが3ユーロ、中サイズが3.50ユーロ、大サイズが5ユーロ
Web: https://www.nevedilatte.it/

激戦区、トレビの泉の近くの「ルッチャーノズ Lucciano’s」

 3軒目はトレビの泉の近くにある「ルッチャーノズ Lucciano’s」です。このトレビの泉の辺りは本当にいろんなジェラート屋さんがひしめき合っているゾーンで、ジェラートを食べるだけであれば他にもおいしいお店が近くにいくつもあるのですが、今回は「座って食べることができる」お店の中で面白いこのお店を紹介します。もともとはアルゼンチン発祥の逆輸入のジェラート店だからかもしれませんが、他のジェラート店とは違い、レジでお金を払うと、レシートに合わせて番号札が渡されます。ジェラート・カウンターのスタッフが番号を呼ぶので、オーダーする客が多い状況でも、リラックスして順番を待つことができるという利点があります。ジェラートではないですが、コロッセオの形をしたアイスクリームやアニメ映画のミニオンズの形をしたアイスクリームはお子様に大変人気があります。計27席。


店名:ルッチャーノズ Lucciano’s
住所:Via delle Muratte 76
料金:小サイズが3.90ユーロ、中サイズが4.90ユーロ、大サイズが5.90ユーロ
Web:https://www.luccianos.net/it/home

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