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フィジー・エア、9年ぶりに成田/ナンディ線再開、18年7月から週3便

  • 2017年12月6日

▽週4便への増便「慎重に検討」

記者会見にはフィジーに短期留学をしていたというおのののかさんも参加(写真左)  日本/フィジー間については、昨年7月の航空当局協議で、両国の航空会社の乗入便数をこれまでの週2便ずつから週3便ずつに増やすことで合意。19年冬ダイヤ以降には週4便ずつまで拡大する予定だ。カバリエ氏は、「週2便または週3便で迷っていた」としながらも、旅行業界関係者などの助言により週3便に決定したことを説明。「旅行者は3日、5日、7日間などさまざまな旅程を選ぶことができる」とアピールした。週4便への増便については「就航後の座席がどの程度埋まるかを実際に見て、慎重に検討する」と話した。

 FJ日本地区総代理店を務めるエアシステムによれば、フィジーには年間約6000人の日本人が訪問しているところ。今回の成田線再開で、FJは年間8万席を提供することになるが、「フィジーへの潜在需要は十分あると見ている」とした。

 記者会見ではエア・システムで旅客部営業係長を務める日埜貴之氏が、成田線のサービスについて説明。ビジネスクラスは172度までリクライニングできるライフラットシートで、シートピッチは60インチ。15.4インチのモニターを備える。エコノミークラスはシートピッチが31インチから32インチで、10.6インチのモニターを配しており、両クラスともUSBポートを備えるという。成田線については、当初はフィジー人の客室乗務員が通訳とともにサービスを提供するが、将来的には日本語を話す客室乗務員を採用する予定。このほか、機内食で日本食の提供なども予定しているという。

 運航スケジュールは以下の通り。

▽成田/ナンディ線 運航スケジュール(18年7月3日~)
FJ351便 NAN 13時25分発/NRT 19時30分着(火・金・日)
FJ350便 NRT 21時25分発/NAN 09時05分着※翌日(火・金・日)