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1月-3月の国際線座席、伸び率1位の地方は?ANAとJALの差も広がる-OAG

  • 2017年6月7日

▽方面別ではアジア絶好調-ANAとJALの差も広がる

 方面別で見ると、12年から最も座席が増えたのは中国で、95万5046席増の249万712席。また、韓国と台湾、東南アジアも80万席以上を増やしているほか、香港・マカオも約60万席を追加しており、アジアの存在感がさらに強まっている。

 長距離方面では北米が8万2904席増となった一方、欧州は7万3067席減。全日空(NH)やカンタス航空(QF)が路線を増やしたオセアニアは9万881席増となった。オーストラリア路線では、日本航空(JL)も年内の成田/メルボルン線就航を発表しており、今後も増加傾向が続く見込みだ。

 また、航空会社別の動向では、NHが12年の96万8675席から157万8347席と大幅に増やした一方、日本航空(JL)は124万6195席から127万1851席への微増。両社は、第1四半期ベースでは16年に初めて座席数が逆転したが、その差は16年に14万1210席であったところから17年には30万6496席へと拡大している。


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