羽田枠に4路線申請、HAはコナ線-LAX、SFO、SEAも
AAは、ロサンゼルスの市場規模がサンフランシスコの2倍、シアトルの6倍で、東京/米国本土間で最大の市場であり、それにもかかわらず現時点ではスターアライアンスとDLしか路線を展開できていない点が問題であると主張。
また、ロサンゼルス経由で市場規模の上位10市場にも接続可能な点なども訴えたほか、JL国内線とのとの接続やコードシェア便の充実も強調した。接続可能なネットワークについては各社ともそれぞれの数値をアピールしている。
AAの使用機材はB777型機で、ファーストクラス16席、ビジネス37席、エコノミー194席。就航日はDLと同様、就航日はDOTの決定後90日以内。
一方、HAは、コナ線が東京/“米国”間での市場規模として、東京からの直行便がない都市の中では2番目に大きいと主張。また、米系航空会社が運航する現行の羽田4路線の中で、東京/ホノルル線のみ2010年以降、継続して旅客数が伸びている点や、HAが羽田再国際化の直後である2010年11月から間断なく飛び続けている点を優位性として列挙。
さらに、米国にもたらす経済効果の高さをアピールするとともに、カフルイ、オアフ線のスケジュール調整などにより乗り継ぎの利便性も向上するとした。
使用機材はA330-200型機で、ビジネス18席、エコノミー276席の配列。就航日はDOTが指定するタイミングとしつつ、販売期間を考慮し2013年3月15日を要望した。