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エアアジアX、旅行会社経由の販売に意欲-ビジネス、レジャーターゲットに

  • 2012年6月7日

▽アマデウスLCCスマート、有料サービス手配可能、1度に9名まで

 アマデウス・ジャパン代表取締役の大竹美保氏は、一般論としてLCCはウェブ直販のみを重視する先入観があると指摘。その上で、LCCと旅行会社が「win-winの関係を作りながら、旅行者に安心してLCCのフライトを楽しんでいただくモデルを構築」するために、アマデウスLCCスマートを提供するとアピールした。

 同システムでの予約は直行の片道もしくは往復手配のみ可能であるため、たとえば羽田発クアラルンプール経由バンコク行きの場合は、2つのPNRを作成する必要がある。1度に9名まで手配でき、機内食や座席、受託手荷物などの有料サービスも同時に手配可能だ。D7のプロモーション運賃の販売はできない。支払いはクレジットカード、もしくはエアアジア・グループと予め契約し、デポジットから差し引く形を取るエージェント・ギャンラティー(AG)精算から選択可能とした。

 なお、セミナーはD7とマレーシア政府観光局、アマデウス・ジャパンが共同で開催。マレーシア政府観光局東京支局マーケティングマネージャーの徳永誠氏はD7の搭乗体験を語り、コストパフォーマンスもよく「サービス的には全く不満が出ない」と評価。同観光局で実施している研修プログラム「ルックマレーシア・プログラム」でも、今年はD7に協賛を依頼しており、8月下旬から3週間、16名の学生を対象に展開するという。