現地レポート:ノルウェー(1)、オーロラ観光の拠点トロムソの楽しみ方
トロムソの街歩きとアクティビティ
オーロラに加えてアピールしたい観光素材
世界で最も美しい船旅へ
夕刻、トロムソから沿岸急行船(フッティルーテン)に乗船した。ここからスカンジナビア半島の最北部を航海して、ロシアとの国境の街キルケネスに向かう2泊の船旅だ。もともと沿岸急行船は人や物資を運ぶ定期船として1893年に創業。現在はノルウェー西南部のベルゲンからキルケネスまでの34港に寄港する観光定期船であり、依然として現地の人が利用する生活航路でもある。
沿岸急行船は大小のフィヨルドや氷山、白夜やオーロラなどノルウェーの大自然を満喫でき、それゆえ「世界で最も美しい船旅」と称されているのだ。
現在、船体は11隻を有しているが、今回乗船したトロールフィヨルド号は乗客定員822名、キャビン数301、ベッド数646で、最上部のデッキ9には屋外ジャクージが備えられていた。圧巻はデッキ8と9の船首に設けられたパノラミックなガラス張りのラウンジ。そこでは誰もが美しい景色を心ゆくまで楽しむことができる。また船内にはレストランやカフェテリア、バー、売店、インタネットルームのほか、MICE向けにカンファレンスルームやシアターも完備されている。
レストランで供される食事は朝食ブッフェをはじめ夜はコースだが、日によっては豪華なディナーブッフェもあり、名産のサーモンやエビ、カニなども食べ放題となる。
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現地レポート:ノルウェー(2)、顧客満足度が高まる北極圏のアクティビティ
取材協力:スカンジナビア政府観光局、ビジットトロムソ、北部ノルウェー観光協会、ノルウェー沿岸急行船(フッティルーテン)
取材:本田泉
取材:本田泉