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20代インタビュー:JTBメディアリテーリング 西村那恵さん(28歳)

  • 2012年4月9日

20代応援企画!世代の違うお客様に心を配り、喜ばれる商品造成を

-ほかに企画を担当する上で何か取り組んでいることはありますか

 アメリカのデスティネーションスペシャリスト、総合旅行業務取扱管理者とクルーズコンサルタントの資格を取得しました。クルーズコンサルタントの資格はクルーズ担当になる前に取りました。もともとクルーズに興味があり、学生時代から「世界一周クルーズ」に乗ることが夢でした。入社後、たまたまクルーズコンサルタントの資格試験があることを知り、知識をつけるために受験しました。

 クルーズは料金が高いというイメージがありましたが、実際に試験勉強をしてみて外国船ならリーズナブルに参加できることを知り、2011年に初めてプライベートで海外クルーズを体験しました。非常に楽しく、満足度、自由度も高いので、「これからはクルーズだ!」と思いました。日本ではまだクルーズはメジャーではありませんが、今後日本発着の外国船クルーズも増えてくると聞いているので、シニア層も含めもっとお客様にもクルーズに親しみを持ってほしいと思っています。


-今後、企画したい商品があれば教えてください

 治安の問題もありなかなか個人旅行では行きにくいデスティネーション、南米の商品です。「旅物語」の商品は、多くが添乗員付きのパッケージ旅行である特長を生かし、これからは南米方面を伸ばしていきたいと思っています。

 「旅物語」4月号では、JTB創立100周年記念企画として、2人で100万円というガラパゴス諸島を巡る商品に携わりました。まだ発表したばかりなので、どういった反響があるのか、今から楽しみです。そのほか、ウユニ塩湖やイースター島を訪れる企画にもチャレンジしてみたいです。


-仕事面での目標があればお聞かせください

 担当している方面のスペシャリストになることです。勉強に終わりはありませんが、ある程度できるようになったら、ヨーロッパ、アジアなど他の方面も勉強していきたいと思います。大学時代から海外志向が強かったので国内の旅行は実はあまり行っていないのですが、これから国内の勉強もしていきたいと思います。


ありがとうございました




<トラベルビジョンが選ぶ西村さんの仕事の極意>

★慣れることなく常に初めて行く人の気持ちで
★どんなときも企画につながるチャンス
★現地での経験を大切に

 プライベートでペルー料理を食べに行った際に、おいしいと思ったものをツアーに組み込むこともあったという西村さん。「仕事中には思いつかなかったこともリラックスしたときにひらめいたりするんですよね」と、笑顔で話してくれました。商品造成に慣れてしまわないように心がけているというように、普段から海外旅行に行ったり担当地域の文化に触れるなど、自ら新しい発見や発想につながる機会をつくってらっしゃいました。今後、どんな商品を生み出していくのか楽しみですね。