シンガポール旅行の費用を徹底調査!2024年最新版の予算とお得な予約方法を解説
シンガポール旅行の相場は?
シンガポール旅行のトータル費用は、2泊4日の旅程で10万円台が相場です。旅行代金と現地でかかる食費や観光費、お土産代を含めた目安なので、予算を決める際の参考にしてみてください。
旅行日数については、3泊5日以上がおすすめです。日本からシンガポールへのフライト時間は片道約7時間半なので、半日は移動時間となります。また、フライトのスケジュールによっても現地の滞在時間に差が生じるので、必ず行きたいスポットをピックアップしてからフライトを選択するのもおすすめです。
航空運賃は、数日の滞在であれば滞在日数によって変わることはありません。滞在日数の変化によって費用が変動するのは、宿泊料金や現地でかかる費用の項目です。これらのことを踏まえて、旅行プランを計画していきましょう。
シンガポール旅行を安く予約する方法は?
シンガポール旅行を安く予約するためには、航空券とホテルの予約が重要です。具体的には閑散期である11月〜2月頃に予約をしてコストを下げる方法と、LCC(格安航空会社)航空会社を活用する方法が挙げられます。
シンガポールには乾季と雨季がありますが、11月から1月は雨季にあたります。シンガポールの雨季は、航空券代金やホテル代金が安く設定されていることから、費用を抑えたい人におすすめです。日本の梅雨とは違い、短時間で雨が止むスコールが多いので、効率よく観光を楽しめるように計画をしてみてはいかがでしょうか。
LCCを活用する方法については、後ほど詳しく紹介していきますのでぜひご覧ください。
シンガポール旅行の内訳
ここからは、シンガポール旅行で実際にかかる費用の内訳を解説します。旅行会社のツアーを利用した場合や航空券とホテルを個人で予約した場合などに分けて紹介するので、旅行の計画を立てる際にお役立てください。
ツアー代はいくら?
旅行会社から発売されているパッケージツアーは、6万円前後から30万円以上で設定されています。
安いツアーでは航空券とホテルのみのプランが中心で、添乗員同行ツアーでは観光地の見学やレストランでの食事が含まれます。
以下はたびチャットのLINEで確認できるツアーの一例です。
ツアー名 | 価格帯 |
59,800円〜239,800円 | |
139,800円〜184,800円 | |
264,000円 | |
299,800円〜339,800円 |
航空券代はいくら?
日本からシンガポールまではLCC(格安航空会社)が運行しているため、閑散期は往復4万円前後、繁忙期は15万円前後で航空券が購入可能です。日本からシンガポールへは直行便が出ているので、スムーズに目的地へ向かうことができます。
直行便を利用した閑散期および繁忙期の航空券の参考費用は、以下の通りです。
航空会社 | 金額(閑散期) | 金額(繁忙期) | フライト時間 |
36,717円 | 119,247円 | 7時間30分 | |
48,520円 | 142,916円 | 7時間30分 | |
75,750円 | 219,090円 | 7時間35分 | |
106,550円 | 169,420円 | 7時間35分 |
乗り継ぎ便を利用した日本からシンガポールまでのフライト時間は、約11時間前後です。直行便より移動時間がかかることや、航空券代金が割増になる傾向があります。直行便の空席状況が厳しい場合は、少しでも費用を抑えられる乗り継ぎ便があるか確認してみましょう。
乗り継ぎ便を利用した閑散期および繁忙期の航空券の参考費用は、以下の通りです。
ホテル代はいくら?
シンガポールのホテルの相場は、1泊2万円前後が目安です。郊外のホテルであればお手頃なホテルもありますが、観光には不便な場合もあるため予約時には立地の確認をしましょう。
ここでは、ブギスとチャイナタウンでおすすめのホテルを紹介します。ホテル選びで悩んだら、ぜひ参考にしてみてください。
■ブギス|イビス シンガポール オン ベンクーレン
MRTのブギス駅から、徒歩6分ほどの距離に位置するホテルです。マーライオンやオーチャードロード、チャイナタウン、リトルインディアなどの観光地へ徒歩でアクセスできる立地条件が魅力的。
年間を通して常夏の気候であるシンガポールを観光する際に、ホテルで着替えや休憩に立ち寄れるのがメリットがあります。1泊1室あたり17,000円台から宿泊ができるので、アクティブに観光する方におすすめです。
住所 | 170 Bencoolen Street Singapore 189657 |
アクセス | MRTブギス駅まで徒歩6分 |
■チャイナタウン|ブリス ホテル シンガポール
地下鉄チャイナタウン駅から徒歩4分の距離にあるホテルで、観光に出かけるのに便利なロケーションです。チャイナタウンエリアに位置しており、ホテルの目の前にはショッピングモールの「チャイナタウンポイント」があります。
1泊1室あたり16,000円台から宿泊ができるので、B級ローカルグルメを堪能したい方におすすめです。
住所 | 62 Upper Cross St, シンガポール 058353 |
アクセス | 地下鉄チャイナタウン駅から徒歩4分 |
観光や交通費代はいくら?
シンガポールで観光をする際の交通費は、1日当たり約1,000円〜が目安です。シンガポールは公共交通機関が発達しているので、観光の際には地下鉄やバスを活用しましょう。
公共交通機関を頻繁に利用する方におすすめなのが、交通系ICカードの「Ez-linkカード」です。購入時にS$12(約1,300円)を支払いますが、カード代金がS$5(約540円)で運賃として使えるのがS$7(760円)という内訳になっています。
電車やバスの1回の乗車でかかる運賃の目安はS$2(約220円)ほどなので、カード代金は返金されないことと利便性を天秤にかけて購入を検討してみてください。
つぎに、シンガポールの人気観光スポットと料金について解説します。
■マーライオンパーク
マーライオンは上半身がライオン、下半身が魚の姿をしたシンガポールのランドマークの一つです。夜にはライトアップされて違った雰囲気を楽しめるので、少し涼しくなる夕食後に散策するのもおすすめ。
定期的に改修工事が実施されているので、記念撮影がマストという方は、必ず工事情報をチェックしておきましょう。
料金 : 無料
■ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(R)
セントーサ島にある「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(R)」は、日本にはないアトラクションもあるテーマパーク好きにはたまらないスポットです。セントーサ島へは、シンガポールから地下鉄やモノレールを経由して気軽に訪れることができますよ。
スポット名 | |
料金 | 1日入場券:S$82.82 (約8,990円) |
住所 | 8 Sentosa Gateway, シンガポール 098269 |
アクセス | セントーサエクスプレス リゾートワールド駅より徒歩3分 |
\ シンガポールの観光について、もっと知りたい方はこちらから /
→シンガポールの観光スポットとモデルコースをチェックしてみる
食費はいくら?
シンガポールの食費はレストランやホーカーという屋台をバランスよく利用すると、1日あたり7,000円〜が目安。ホーカーはフードだけではなくスイーツやドリンクの店が立ち並んでいて、ローカルな雰囲気が魅力的なスポットです。
ここでは、シンガポールでおすすめのレストランを2つ紹介します。
シンガポールのソウルフードとして知られる、チキンライス専門店です。他では再現が難しいほどしっとりとして柔らかな鶏肉と味が染み込んだライスは、一度食べてみる価値があります。常に行列ができていますが、ホーカーの中にあるので店の回転は速いです。
住所 | 1 Kadayanallur St, #01-10/11 Maxwell Food Centre, シンガポール 069184 |
アクセス | MRTチャイナタウン駅から徒歩10分 |
インド街にある中華料理が楽しめる店で、ペーパーチキンが名物料理です。ペーパーチキンとは、特製のタレで味付けした鶏肉をキャンディーのようにペーパーで包み、油で揚げたもの。珍しい料理のビジュアルやペーパーを破るワクワク感、ペーパーの中に肉汁のうまみが詰まっているローカルグルメを堪能できます。
住所 | 135 Kitchener Rd, Singapore 208518 |
アクセス | MRTファーラー・パーク駅から徒歩5分 |
お土産はいくら?
シンガポール旅行のお土産代は、10,000円程度が目安。暑さが厳しいシンガポールでは、観光の合間に涼しい場所でショッピングをするスケジュールを組むのが体力温存のポイントです。
以下で、シンガポールのお土産でおすすめのものを紹介します。
■「TWG Tea」の紅茶、マカロン
「TWG Tea」は、シンガポール創業のラグジュアリーティーブランドです。コットン100%のティーバッグをすべて手縫いで仕上げるなど、高級感が溢れています。紅茶だけでなく、ティーフレーバーのマカロンもお土産におすすめです。
■プラナカン雑貨
アジアとヨーロッパの文化がミックスされてできたのが、プラナカン文化です。パステルカラーの建築や華やかでカラフルな陶器など、独特なデザインは異国情緒に溢れています。プラナカンは文房具やコスメ、お菓子にもあるので、目を惹くパッケージはお土産にぴったりです。
モデルプラン!安く行くなら156,337円~
シンガポール旅行で航空券とホテルを別々で予約する場合、2泊4日で13万円以上が必要です。滞在日数が1日増えるごとに2万円~3万円程度が追加になると仮定しましょう。
以下の旅行代金を参考にして、航空会社の選定やホテルのグレードアップなどを検討してみてください。
2泊4日 | 3泊5日 | |
航空券(スクート) | 36,717円 | 36,717円 |
ホテル(イビス シンガポール オン ベンクーレン) | (1名あたり)43,080円 | (1名あたり)64,620円 |
観光、交通費 | 24,000円 | 24,000円 |
食費 | 21,000円 | 28,000円 |
お土産 | 10,000円 | 10,000円 |
合計 | 134,797円 | 163,337円 |
マリーナベイサンズで少し贅沢な滞在をしてみませんか?
マリーナベイサンズといえば、シンガポール旅行で泊まってみたい憧れのホテルの一つに挙げる方も多いはず。館内にはカジノやショッピングモール、約80店舗ものレストランがあり、宿泊者以外でも楽しめるスポットです。
3棟あるホテルは、屋上にある空中庭園「サンズパーク」で繋がったユニークなデザインが魅力。サンズパークの地上56階はシンガポールを一望できる展望で、観光名所として有名です。
世界的にも有名なインフィニティプールは、宿泊者限定で利用可能。旅行会社のパッケージツアーでも最終泊でマリーナベイサンズに宿泊できるプランがあるほどなので、1泊だけ贅沢に非日常の時間を過ごしてみるのもおすすめです。
宿泊は室料金で設定されており、1泊S$649(約70,000円)〜の「デラックスルーム」から1泊S$1,969(約215,000円)の「サンズ プレミア スイートマリーナベイザンス」まで様々なタイプの客室があります。
インフィニティプールが目当ての方はデラックスルーム、プライベートな空間で優雅な滞在を満喫したい方は客室のグレードアップを検討するなど、目的に合わせて選択してみましょう。
スポット名 | |
住所 | 10 Bayfront Ave, Singapore 018956 |
アクセス | 地下鉄ベイフロント駅から徒歩4分 |
東南アジア屈指の近代都市シンガポールで、費用を抑えても楽しむためのコツ
本記事では、シンガポール旅行にかかる費用について内訳ごとに解説しました。シンガポールは、日本から6時間ほどで訪れることのできる都市です。街がコンパクトなので短期滞在でも楽しめることや治安が良いこと、洗練された近代的な街並みがシンガポールならではの魅力。
飛行機をLCCにする代わりにホテルを奮発するなど、旅のスタイルは自由自在です。本記事を参考にして、ぜひ自分だけのシンガポール旅行をカスタマイズしてみてください!