【カナダ・バンクーバー|空港ガイド】乗り継ぎ・待ち時間の過ごし方
バンクーバー国際空港|基本情報
バンクーバーはカナダで3番目に大きな都市で、2010年には冬季オリンピックが開催されました。また、イギリスのエコノミスト誌が毎年発表する「世界の最も住みやすい街」のランキングに常に名を連ねるほど、治安の良い街でもあります。
その玄関口として知られるのが、バンクーバー国際空港です。この空港はカナダ有数の規模を誇っており、年間約2,600万人が利用するなど、世界中から多くの観光客が訪れます。
バンクーバー国際空港の基本情報は、以下のとおりです。
正式名称・略称 | バンクーバー国際空港 |
所在地 | |
ターミナル数 | 4 |
就航している主な航空会社 | エアカナダ航空、アメリカン航空、エールフランス航空、日本航空、全日空など |
日本からの主なアクセス方法 | 直行便|約9時間前後 |
日本からバンクーバーへは、直行便、経由便の2つの選択肢から選べます。直行便の所要時間は約9時間前後、乗り継ぎを含めた所要時間は約14時間前後を目安にしてください。
主要航空会社の閑散期と繁忙期での平均価格帯は、以下のとおりです。
バンクーバー|航空会社 | 乗換地 | 金額(閑散期) | 金額(繁忙期) |
台北 | 173,740円 | 332,840円 | |
ソウル | 221,030円 | 318,530円 | |
香港 | 195,080円 | 244,250円 | |
直行便 | 237,040円 | 283,040円 |
バンクーバー国際空港|市街地やホテルへのアクセス方法
バンクーバー国際空港から市街地やホテルへの移動手段は、スカイトレイン、地下鉄、郊外鉄道、タクシーなどがあります。長時間のフライト後なので、スムーズに移動できるように移動手段を選択しておきましょう。
\ スカイトレイン /
バンクーバー国際空港から市街地への主要な交通手段は、スカイトレインです。
スカイトレイン駅は到着ロビー3階にあり、通路で繋がっています。案内標識に従って移動すると、乗り場にたどり着きます。チケットは、駅の券売機で購入可能です。
所要時間 | 約30分 |
運行時間 | 5:07~24:56 |
料金 | 9.65CAD(約1,052円) ※18:30以降および土日に乗車する場合は、5.00CAD(約545円)追加料金がかかります。 |
\ タクシー /
バンクーバー国際空港に到着後、すぐに市内に移動したい方は、タクシーがおすすめです。
乗り場は、到着階ロビー2階の外にあります。料金はエリアごとに決められており、ダウンタウンまでは31CAD(約3,380円)、チップは料金の10〜15%が目安です。
所要時間 | 約20~30分 |
運行時間 | 24時間 |
料金 | 20.00~50.00CAD(約2,180~5,450円) |
\ 空港送迎 /
バンクーバー国際空港から目的地までの移動で、言葉の壁や交通機関の乗り換えに不安を感じている方は、空港送迎サービスを検討してみてはいかがでしょうか。
ホテルやツアーのオプションに空港送迎サービスが付いている場合があるため、事前にサービス内容を確認しておくことをおすすめします。
所要時間 | 約20~30分 |
運行時間 | 各空港送迎サービスによって異なります。 |
料金 | 115.00CAD(約12,535円) ※各空港送迎サービスによって異なります。 |
\ 配車アプリ /
カナダでタクシーよりも安く移動したい方におすすめなのが、配車アプリ「Uber」や「Lyft」です。
乗車前にドライバーの情報や料金を確認できるため、安心して利用できます。ドライバーは評価されるため、親切丁寧なサービスが期待でき、安全な移動が可能です。
所要時間 | 約20~30分 |
運行時間 | 24時間 |
料金 | 20.00~40.00CAD(約2,180~4,360円) ※チップは料金の10〜15%が目安です |
バンクーバー国際空港|各ターミナルの基本情報
バンクーバー国際空港は、4つのターミナルで構成されています。バンクーバー国際空港をスムーズに利用するために、各ターミナルの特徴を把握しておきましょう。
\ バンクーバー国際空港|国際線ターミナル /
バンクーバー国際空港の国際線ターミナルでは、キャセイパシフィック航空やエバー航空、ユナイテッド航空、デルタ航空など、主要な飛行機が発着しています。日本からの直行便もこのターミナルを利用します。
国際線ターミナルは、シンプルでモダンな構造をしています。ガラスを多用しているため、自然光がたっぷりと差し込み、開放感が得られるでしょう。ロビーには、美術品やカナダの文化を反映した展示物があり、モニュメントや魚が泳ぐ巨大な水槽などが特徴的です。
国際線ターミナルは、2階が到着ロビー、3階が出発ロビーです。レストランやショップが充実しており、地元の特産品を扱った店舗が目を引きます。
\ バンクーバー国際空港|国内線ターミナル /
バンクーバー国際空港の国内線ターミナルでは、エアカナダやフレア航空、ウエストジェット航空など主要な飛行機が発着しています。
国内線ターミナルは、木材やガラス、緑を多用した自然光が差し込むデザインで、温かみのある雰囲気が漂っています。また、カナダの自然をテーマにしたアートが施され、リラックスできる空間が訪問者を魅了することでしょう。
国内線ターミナルは、2階が到着ロビー、3階が出発ロビーです。乗客が快適に過ごせるよう、サロン&スパや展望エリアが完備され、ラウンジや飲食店、ショップも充実しています。
\ バンクーバー国際空港|米国線ターミナル /
バンクーバー国際空港の米国線ターミナルでは、エアーカナダやユナイテッド航空など主要な飛行機が発着しています。
国際線ターミナルとは区別しにくいですが、ゲートE67〜99までが米国線ターミナルのゲートです。バンクーバー国際空港から米国線を利用する場合、カナダでアメリカの入国審査が行われます。そのため、チェックインカウンターや手荷物審査が別の国際線とは異なるため、注意が必要です。
他のターミナルと同様に、2階が到着ロビー、3階が出発ロビーで、ラウンジや飲食店やショップが充実しています。
\ バンクーバー国際空港|サウスターミナル /
バンクーバー国際空港のサウスターミナルは、ヘリコプターや水上飛行機などが離着陸するターミナルです。基本的に、一般の飛行機が使用することはありません。
他のターミナルとは別棟に位置しているため、移動に時間がかかります。また、飲食店やコンビニなども、必要最低限しかありません。
\ バンクーバー国際空港|ターミナル間の移動方法 /
バンクーバー国際空港の国際線、国内線、米国線の3つのターミナルは隣接しており、すべて徒歩で移動できます。ターミナル内には動く歩道が設置されているため、快適に移動可能です。一方、別棟のサウスターミナルへの移動の際のみ、シャトルバスが運行しています。
3つのターミナルが隣接する空港内は広いため、乗り継ぎの際は移動時間を考慮して行動するようにしましょう。
バンクーバー国際空港|空港ラウンジの活用方法
バンクーバー国際空港には、4種類の空港ラウンジがあります。海外旅行では出国手続きなどに時間がかかるため、遅くても搭乗時刻の2時間前を目安に、余裕を持って空港に到着することが一般的です。
そんな待ち時間を有効に過ごすために、空港ラウンジが重宝します。バンクーバー国際空港で快適な時間を過ごすために、各ラウンジの活用方法を把握しておきましょう。
ファーストクラスやビジネスクラスでの搭乗予定の方は、空港ラウンジを利用できる可能性が高いです。どのラウンジを利用できるかについては、航空会社に直接お問い合わせください。また、クレジットカードの付帯サービスとして空港ラウンジを利用する場合は、事前にカード会社に利用条件を確認しておくことが重要です。
ここでは、各空港ラウンジのご紹介します。
SkyTeam Lounge|国際線ターミナル3階ゲート53付近
SkyTeam Loungeは、スカイチームに加盟している航空会社の上級クラスに搭乗予定者が利用できるラウンジです。プライオリティパス保有者も利用できますが、カナダ国内線または米国行きの便に搭乗予定の方は利用できません。営業時間は5:30~深夜1:00で、最長4時間まで滞在可能です。
吹き抜け天井の開放的なラウンジは、木の温もりと自然光が心地よい空間です。大きな窓からは、下のフロアや滑走路を一望できます。また、また、シャワールームやビジネスコーナーも完備されているため、思い思いの時間を過ごせます。
ビュッフェメニューは、カットチーズやスモークサーモン、カレーなど、バラエティ豊か。ヌードルバーでは、自分好みの麺料理を思う存分味わえます。コーヒーや紅茶はもちろん、リキュール類やフルーツ酒、ビールなどのアルコールも充実しています。
クレジットカード付帯サービスは、以下のとおりです。
クレジットカード | 利用可否 | 料金|カード保持者 | 料金|同行者 | 同伴者上限 |
ビザ | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 35ドル | 1名 |
マスター | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 35ドル | 1名 |
ダイナース | ◯ | 無料 | 35ドル | 1名 |
アメックス | ◯ | プライオリティ・パス | 35ドル | 1名 |
JCB | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 35ドル | 1名 |
Plaza Premium Lounge|国内線ターミナル3階ゲートB15付近
Plaza Premium Loungeは、国内線に搭乗予定の方のみが利用できるラウンジで、プライオリティパスでの利用も可能です。なお、ラウンジパスは55.73CAD(約6,075円)で購入できます。営業時間は5:00〜24:00で、最長2時間まで滞在可能です。
ラウンジは、金色と茶色を基調とした絨毯、大理石のテーブルなどが配置された、洗練された空間が特徴です。また、窓からは滑走路が眺められます。
さらに、こだわりのコーヒーや紅茶、ジュース、そしてバーがあるので、アルコールも楽しめるところがポイント。ショーケースにはスイーツがずらりと並び、ホットミールやカレーライスなど、食事も充実しています。
クレジットカード付帯サービスは、以下のとおりです。
クレジットカード | 利用可否 | 料金|カード保持者 | 料金|同行者 | 同伴者上限 |
ビザ | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 35ドル | 1名 |
マスター | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 35ドル | 1名 |
ダイナース | ◯ | 無料 | 35ドル | 1名 |
アメックス | ◯ | プライオリティ・パス | 35ドル | 1名 |
JCB | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 35ドル | 1名 |
Plaza Premium Lounge|米国線ターミナルゲートE88の向かい側
Plaza Premium Loungeは、米国行きの便に搭乗予定の方のみが利用できるラウンジで、プライオリティパスでの利用も可能です。営業時間は4:45〜21:00までで、ラウンジパスは55.73CAD(約6,075円)で購入できます。
ダイニングエリアは、木の温もりや緑や青など自然を感じる色合いが特徴。リビングエリアは、グレーを基調とした上品さが感じられる空間です。また、シャワールームや仮眠室も完備されているため、長旅の疲れもしっかり取ることができるでしょう。
食事は、新鮮な食材を使用したボリューム満点のホットミールや香港風魚丸麺などの特性ホットフードなどが楽しめます。ドリンクもジュースやコーヒーのほか、アルコールの種類が充実しているため、快適な時間が過ごせます。
クレジットカード付帯サービスは、以下のとおりです。
クレジットカード | 利用可否 | 料金|カード保持者 | 料金|同行者 | 同伴者上限 |
ビザ | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 35ドル | 1名 |
マスター | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 35ドル | 1名 |
ダイナース | ◯ | 無料 | 35ドル | 1名 |
アメックス | ◯ | プライオリティ・パス | 35ドル | 1名 |
JCB | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 35ドル | 1名 |
Cathay Pacific Lounge|国際線ターミナルゲート3階71番付近
Cathay Pacific Loungeは、プライオリティパスで入ることができるラウンジです。営業時間は6:00〜20:00までで、最大4時間利用できます。なお、ラウンジパスは75$(約11,325円)で購入可能です。
ラウンジ内は、ブリティッシュコロンビア州の雰囲気を感じさせるアート作品が飾られ、カジュアルな空間。大きな窓からは、雄大な山々を一望でき、ゆっくりと寛げます。ワークコーナーも設置されており、プリンターも使用可能です。
ラウンジ内にあるヌードルバーでは、担々麺や香港式フィッシュボールヌードルなど、本格的なアジアの味が楽しめます。また、ハンバーガーやプーティンなどカナダの定番メニューやタパスなどの軽食も用意されています。
クレジットカード付帯サービスは、以下のとおりです。
クレジットカード | 利用可否 | 料金|カード保持者 | 料金|同行者 | 同伴者上限 |
ビザ | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 35ドル | 1名 |
マスター | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 35ドル | 1名 |
ダイナース | ✕ | ー | ー | ー |
アメックス | ◯ | プライオリティ・パス | 35ドル | 1名 |
JCB | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 35ドル | 1名 |
Maple Leaf Lounge|国際線ターミナルゲート52付近
Maple Leaf Loungeは、スターアライアンスチームに加盟している航空会社の上級クラスに搭乗予定者が利用できるラウンジです。なお、ラウンジパスは49$(約7,400円)で購入できます。営業時間は曜日によって異なりますが、基本は6:30から24:30です。
ラウンジ内は、カナダの西海岸をイメージしたアートや、楓の木を使用したクラフトテーブルなど、カナダらしさを感じる空間。携帯電話の持ち込みが禁止のエリアもあり、静かに過ごしたい方にもおすすめです。258席のゆったりとした座席からは、滑走路を一望できます。
食事は、バンクーバーの名店シェフが手掛けるサラダやホットミールが楽しめます。また、コーヒーや紅茶、ジュース、ワイン、スピリッツを含むアルコールも豊富かつ無料です。
航空会社が運営するラウンジのため、クレジットカード付帯サービスはありません。
プライオリティパスの活用方法
プライオリティパスとは、140以上の国や地域で1,500か所以上の空港ラウンジを利用できる会員サービスです。
クレジットカード会員でなくても、プライオリティパスを申し込むことが可能。また、スタンダードプランの場合で年会費が約15,000円〜のサービスですが、一部のクレジットカードにはプライオリティパスを無料で発行できる特典を用意していることがあります。
バンクーバー国際空港|空港内施設を活用しよう
バンクーバー国際空港は、ショッピングやグルメなども楽しめる空港です。また、さまざまな空港内施設を上手に活用して、滞在時間を有意義に過ごせます。
ここでは、空港内の施設とおすすめのショップ、お土産、レストラン、カフェをご紹介します。
バンクーバー国際空港|ショップ・お土産をご紹介
各ターミナルには、多くのショップが集まっています。出国ゲートを通過すると戻れないため、出国手続き前に空港内の散策を楽しみましょう。
スターバックスやウェンディーズなど、日本でもお馴染みのショップをはじめ、世界各国のブランドやカナダのお土産を扱うショップも充実しています。
\ ショップ|BC sports Zone(米国線ターミナルゲートE88付近) /
BC sports Zoneは、地元のスポーツチームの公式商品を購入できるショップです。
バンクーバー・カナックスやBCライオンズなどの帽子やジャージ、タンブラーなどが販売されています。また、アッシュワースやカッター&バックといった有名なゴルフブランドの商品も取り揃えられています。
営業時間は、6:00〜22:00です。
\ ショップ|Discover BC(米国線ターミナルゲートE88付近) /
Discover BCは、バンクーバーならではの美味しいグルメが揃う、お土産探しにぴったりのショップです。チョコレートやメープルシロップ、特製ティー、アーモンドバークなど、ブリティッシュコロンビア州ならではの味が楽しめます。
営業時間は、6:00〜22:00です。
\ お土産|Deepwater Spirit(国際線ターミナル3階) /
Deepwater Spiritは、洋服や旅行用品、本、お菓子などを販売しているショップです。特に、メープルクッキーやメープルキャンディ、Coffee Crispなど、カナダらしいお菓子が人気。
日本ではなかなか見ないようなカラフルなグミやキャンディは、お土産にぴったり。種類が豊富でリーズナブルな価格なので、バラマキ用としておすすめです。
営業時間は、7:00〜23:00です。
\ お土産|So Chocolate(国際線ターミナルゲートD70付近) /
So Chocolateは、多くのチョコレート商品を取り揃えているショップです。FerreroやLindt、Hershey and Toblerone、Rodgersなどのブランド商品が販売されています。
世界中で愛されている、さまざまなブランドのチョコレート菓子を一度に購入できるので、チョコレート好きにはたまらない店です。
営業時間は、11:00〜19:00です。
\ お土産|GD Liquor Store(国内線ターミナル1階) /
GD Liquor Storeは、カナダ産のお酒、特にカナディアンウイスキーやバンクーバー近郊のオカナガン産ワインが豊富に揃っているショップです。
カナダ国内のみで消費されている人気の銘柄が多く、日本ではなかなか手に入らないものも。カナダならではのお酒は、お土産にぴったりです。
営業時間は、10:00〜23:00です。
バンクーバー国際空港|レストラン・カフェをご紹介
バンクーバー国際空港には、出発までの時間をゆっくり過ごせるレストランや軽食を楽しめるカフェが豊富に揃っています。旅の締めくくりにフランス料理を堪能したり、時間がない方はサンドウィッチやドリンクをテイクアウトするのもおすすめです。
\ レストラン|Whistler Taphouse&Grill(国内線ターミナルC45付近) /
Whistler Taphouse & Grill は、1989年に設立されたBCのオリジナルの地ビール醸造所から誕生したレストランです。オープンスペースで開放感があり、カジュアルな雰囲気が特徴。
オートミールやハンバーガー、シャクシュカやスモークサーモンのパンなど、バラエティ豊かなメニューが揃っています。クラフトビールに合うおつまみ系も豊富です。
営業時間は、5:00〜23:30です。
\ カフェ|Pacific Farms Market(国内線ターミナルゲートC45付近) /
Pacific Farms Marketは、木製作りが特徴の広々としたカフェです。パンやスコーン、マフィン、クッキー、コーヒー、ジュースなどが楽しめます。
店内には、袋詰めの菓子やゼリー、パック詰めのサラダ、昆布茶なども販売されており、好みの商品が見つかることでしょう。
営業時間は、5:00〜22:30です。
\ カフェ|Tim Hortons(各ターミナル) /
Tim Hortonsは、カナダで愛されるコーヒー・ドーナツチェーン店です。1964年にオンタリオ州ハミルトンでオープンして以降、カナダに約3,000店舗、アメリカに約600店舗を構えています。
主なメニューは、ベーグルやドーナツ、サンドイッチ、マフィン、コーヒー、紅茶、ジュースです。バンクーバー空港では、国際線、国内線、米国線ターミナルに5店舗構えています。
営業時間は、4:45〜22:00です。
バンクーバー国際空港|両替所の設置場所
バンクーバー国際空港には、Ice Currencyという両替所が国際線ターミナルに5店舗、国内線ターミナルに3店舗、米国線ターミナルに3店舗あります。
セキュリティチェック通過後にも利用できる店舗が各ターミナルにあるため、どのタイミングでも両替ができて安心です。営業時間は各店舗で異なりますが、6時から営業しているところが多く、国際線ターミナル3階は24時間営業しています。
しかし、両替レートは市内の銀行の方が一般的に良いので、空港での両替は避けた方が賢明です。日本国内で両替しておくか、バンクーバー到着後に市内の両替所で交換することをおすすめします。
チップやバスチケットなどで小銭や紙幣を必要とする場面も多いため、2$や5$などの硬貨や紙幣を多めに両替しておきましょう。
バンクーバー国際空港|無料Wi-Fiの接続方法・注意点
バンクーバー国際空港では、無料でWi-Fiを利用することができます。快適にインターネットを利用するために、事前に接続方法や注意点を確認しましょう。
\ 無料Wi-Fiの接続方法 /
- Wi-Fi設定画面を開き「yvrairport」を選択する
- 利用規約に「I agree」で同意すると、接続完了
上記のとおりに設定することで、時間制限なしでインターネットにアクセスできるようになります。
\ 無料Wi-Fiの注意点 /
無料Wi-Fiは、手軽に利用できるというメリットがありますが、セキュリティや接続の安定性が懸念されるというデメリットもあります。重要なデータの通信やオンラインバンキングなどの利用は、セキュリティ面から避けることをおすすめします。
「機内モード」をON、「モバイルデータ通信」と「データローミング」をOFFに設定しておきましょう。海外用の定額プランなどに加入していない場合、高額な通信料が発生する可能性があります。
バンクーバー国際空港|SIMカード購入場所・購入方法
SIMカードとは、携帯電話やスマートフォンで通信を行うために必要な情報が記録されている小型のICチップです。SIMカードをスマホに挿入することで、通信会社と繋がり、電話やインターネットを利用できるようになります。
バンクーバー国際空港の国際線ターミナル到着ロビーにある両替所で、有名通信会社PhoneBoxのSIMカードが購入できます。また、空港内のコンビニでもSIMカードの購入が可能です。
バンクーバー国際空港|荷物預かり設置場所・料金・注意点
バンクーバー国際空港には、荷物預かりサービスが設置されています。荷物を預けて身軽に空港散策をしたい方や、乗り継ぎ時間に荷物を預けたい方におすすめです。
\ 国内線ターミナル /
- 営業時間|6:00~22:00
- 場所|2階到着ロビー、セキュリティチェック前
- 料金(小)|24時間7CAD(約763円)
- 料金(中)|24時間10.50CAD(約1,145円)
- 料金(大)|24時間11.50CAD(約1,254円)
\ 国際線ターミナル /
- 営業時間|7:00~22:00
- 場所|2階到着ロビー、セキュリティチェック前
- 料金(小)|24時間7CAD(約763円)
- 料金(中)|24時間10.50CAD(約1,145円)
- 料金(大)|24時間11.50CAD(約1,254円)
\ 注意事項 /
貴重品や壊れやすいものは、預けないでください。また、荷物の破損や盗難については、補償されない場合があります。
手荷物預かりサービスを利用する場合は、時間に余裕を持って行動しましょう。
バンクーバー国際空港|医療機関・救急外来情報まとめ
バンクーバー国際空港には、国内線ターミナル1階に医療クリニックがあります。クリニックには常時医師が待機しており、旅行医学や理学療法、足病学などにも対応しています。
月曜日から土曜日まで営業しており、営業時間は、8:00〜16:00です。
このほか、空港内で体調が崩れた場合は、空港の職員に相談し、加入している海外旅行保険会社に連絡して医療機関の斡旋を依頼するなど、適切な対応を取ってください。また、海外旅行保険に加入しておくことは、万が一に備えるために重要です。
バンクーバー国際空港|空港からアクセスしやすいホテル2選
バンクーバー国際空港は、バンクーバー市街から約15km離れた場所に位置しています。早朝や深夜のフライトでは、市街までの移動が不安という方も多いのではないでしょうか。そんな時におすすめなのが、空港近郊のホテルです。
ここでは、バンクーバー国際空港からアクセスしやすいホテル2選をご紹介します。早朝・深夜のフライトを予定している方、乗り継ぎでゆっくり休みたい方はぜひ参考にしてみてください。
■フェアモント バンクーバー エアポート イン ターミナル ホテル
フェアモント バンクーバー エアポート イン ターミナル ホテルは、バンクーバー空港内に位置する唯一のホテルです。空港の外に出ることなく直接ホテルに行けるため、早朝や深夜のフライトでも安心。フロントデスクやルームサービス、ビジネスセンターは24時間対応で、快適な滞在をサポートしてくれます。
客室数は386室で、全客室に防音設備が完備されており、静かな環境で休息できます。共用エリアの一部では無料Wi-Fiが利用できますが、客室でのWi-Fi利用はプランによって有料となる場合があります。
住所 | |
アクセス | 地下鉄YVRエアポート駅 から 徒歩4分 / 米国行き出発ターミナルの真上 |
ザ・ウェスティン ウォール センター バンクーバー エアポートは、リッチモンドの美しいマリーナ沿いに位置するホテルです。空港とホテル間は、無料のシャトルバスが4:00~23:30の間、30分ごとに運行しており、早朝や夜遅いフライトでも安心です。
客室数は188室で、フロントデスクとビジネスセンターは24時間対応、無料Wi-Fiも完備しています。全客室のベッドにはウェスティンヘブンリーベッドRが使用されており、旅の疲れを癒してくれるでしょう。
住所 | |
アクセス | バンクーバー空港から車で8分 |
空港滞在を満喫!施設を余すことなく活用しよう
本記事では、バンクーバー国際空港のアクセス方法やラウンジ、ショップ、レストランなどの情報をご紹介しました。フライトの待ち時間や早朝・深夜の到着時、バンクーバー国際空港を第2の拠点として活用することで、より快適で充実した旅を満喫することができます。
カナダには、魅力的な観光スポットがたくさんあります。こちらの記事では、カナダの観光スポットをご紹介していますので、参考にしてみてください!
【2024】カナダ旅行の計画に役立つ!おすすめ観光スポット18選
今回ご紹介した情報を参考に、バンクーバー国際空港滞在を存分にお楽しみください!