【2024】ベトナム旅行の計画に役立つ！おすすめ観光スポット20選

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ベトナムはこんな場所！

ベトナムは現在、急速な経済成長を遂げ、リゾート地や世界遺産など魅力的な観光スポットが多く集まる国です。ベトナム観光総局の発表では、2023年の旅行者数は1,260万人に達し、観光業にも期待が高まっています。

ベトナムは南北に長い国であり、地域によって気候が異なります。首都ハノイやホーチミンがある北部と南部では、降水量の少ない10〜2月が旅行のベストシーズン。一方、ベトナム随一のリゾート地ダナンがある中部は、平均気温が30℃前後の2〜6月の旅行がおすすめです。

ベトナムの物価は日本の4分の1程度であり、旅行費を抑えながら楽しむには最適な国です。特に食事は、レストランや屋台など様々な選択肢があり、屋台の場合は1食約200円から提供されます。レストランでは1,000円前後で十分な食事が取れるので、1日1,500〜3,000円程度の食費を目安にしておきましょう。

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【南部】買い物・グルメも充実！ホーチミンの観光スポット6選

ホーチミン市は、フランス植民地時代に建てられた建築物が現在も残る、歴史的な街並みが印象的な都市です。活気溢れる雰囲気と治安の良さも相まって、多くの観光客を魅了しています。

ここでは、ホーチミン市内で買い物や食事を満喫できるおすすめ観光スポットを6つ紹介します。

０１｜ベンタイン市場

ベンタイン市場は、約1万km²の広大な敷地を有しており、場内には約2,000軒もの個人店が軒を連ねています。ホーチミンの台所として地元住民からの人気も高く、連日買い物に訪れる人々で賑わう市場です。

市場内は東西南北の4つのエリアに分かれており、それぞれ異なる雰囲気があります。北口エリアは特にローカルな雰囲気があり、主に野菜や果物、肉、魚などの食材が並ぶ場所です。北口以外のエリアでは、ベトナムらしいカラフルな雑貨や民族衣装、ドライフルーツ、お菓子などが販売されています。

さらに、市場周辺ではナイトマーケットが開催され、多くの観光客や地元住民が集まります。絶品の屋台グルメを手頃な価格で楽しめるので、市場散策とあわせて訪れてみてはいかがでしょうか。

０２｜ ドンコイ通り

ホーチミンは1954年頃までフランスの植民地であった歴史があり、特にドンコイ通りは当時の面影が色濃く残る場所です。通りにはヨーロピアンな雰囲気が漂う建造物が立ち並び、オペラハウスや教会などが見られます。

高級ブティックやデパートだけでなく、小規模な雑貨屋も多くあり、お土産の購入に最適です。手工芸品を中心に販売しており、カゴバッグやシルク製のスカーフが2,000〜6,000円で手に入ります。

近年、ホーチミンでは複合カフェの人気が高く、雑貨や衣料品も販売されています。「L’ Usine」は、現地の若者の憩いの場としても人気がある有名店です。落ち着いた雰囲気の店内で、カフェや買い物を楽しみたい方はぜひ訪れてみてください。

０３｜統一会堂

統一会堂は、ベトナム戦争の終結の舞台として知られる建物であり、南ベトナム政権時代には大統領官邸として使われていました。100以上の部屋からなる建物内は一般に公開されており、当時の歴史を知る上で重要なスポットです。

建物内では、司令官室や暗号解読室などの軍事基地、内閣会議室や応接室などの豪華な部屋が見学可能。ただし、現在でも国際会議の会場として使われているため、会議期間中は入場が制限されます。訪問する前には、建物内で重要な会議が行われていないかをあらかじめ確認しておきましょう。

０４｜ 聖母マリア教会

聖母マリア教会、別名「サイゴン大教会」は、19世紀末のフランス統治下時代に建てられた、ホーチミン市を代表する歴史的建造物です。

外観は赤レンガ造りの重厚なロマネスク様式で、当時のフランスの技術と文化を象徴する存在です。教会内部に入ると、ネオゴシック様式のアーチ状の高い天井や56枚もの色鮮やかなステンドグラスが織りなす壮観な空間が広がります。

1880年に完成したサイゴン大教会は、100年以上改修されることなく、当時の姿を残してきました。2017年から劣化による改修工事が行われていますが、内部は見学可能なので、歴史の重みを感じながら、美しい空間を堪能することができます。

０５｜ サイゴン スカイデッキ

サイゴン スカイデッキは、高さ63階建ての高層ビル「ビテクスコタワー」にある展望台です。展望台はビルの49階に位置しており、ホーチミンを流れるサイゴン川越しの街並みを一望することができます。

夜になると、星空をひっくり返したような美しい景色が広がります。ホーチミンは1年を通して午後5時半から6時頃に日が沈むので、夜景を見たい方は時間を合わせて訪れてみてください。

展望台の上階にはカフェやバーが併設されており、ホーチミンの景色を眺めながらコーヒーや酒を楽しむことができます。ビテクスコタワーにあるカフェとバーは席料が無料なので、穴場として人気です。

０６｜ ミトー｜メコン川クルーズ(郊外)

ホーチミン南西に位置する都市ミトーには、全長4000kmを超えるメコン川の河口があります。メコン川には特殊な生態系が築き上げられており、世界で最も巨大な魚の種類が生息している場所です。また、河川沿いには、木々が生い茂るジャングルや地元住民の生活が広がっています。

ミトーでメコン川を楽しむ方には、約7時間のクルーズツアーへの参加がおすすめです。現地ツアーの予約も可能なので、参加を希望する方は公式サイトから事前に予約をしておきましょう。

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【中部】世界遺産を巡る！ダナン・ホイアン・フエの観光スポット9選

ベトナム中部は、ダナンやホイアン、フエなど、数多くの世界遺産を有する地域です。歴史的な建造物から美しい自然まで、様々な魅力を堪能できるところがポイント。また、比較的温暖な地域としても知られ、年間を通して観光に適しています。

ここでは、中部地域で美しい世界遺産を9つ紹介します。

０１｜マーブル マウンテン ダナン【ダナン】

マーブルマウンテンは、ダナン市内の南端に位置し、ダナン観光では外せないスポットの一つです。「五行山」とも呼ばれ、マーブルマウンテンを構成する5つの山は陰陽説に基づき、火、水、木、金、土の名前が付けられています。中でも水山は観光地として整備が行き届いており、100mを超える標高は5つの山の中で随一の高さです。

水山にあるマー・ナイ石碑は世界遺産に登録され、17世紀前半から1960年までの碑文が刻まれています。石碑には、グエン王朝時代の皇帝や知識人などの詩や賛歌が記されており、2022年に記憶遺産として登録されました。

マーブルマウンテンへのアクセスは、タクシーの利用がおすすめです。ダナン空港からは約20分で、料金は約1,000円程度を目安にしてください。ただし、ぼったくりも多いため、移動前にあらかじめ運転手に料金を確認しておきましょう。

０２｜ハン市場【ダナン】

ハン市場は、ダナンを流れるハン川の近くに位置し、東南アジアらしい活気を肌で感じることができます。「コン市場」と並んで、ダナン二大市場の1つに数えられ、買い物好きにはおすすめの市場です。

市場内は2階建てで、大きく分けて3つのエリアで買い物が可能です。1階には肉や魚、野菜などが販売されるエリアと、ローカルな屋台が並ぶエリアがあります。2階に上がると、衣料品が販売されるエリアが広がり、お土産選びの場としても最適なエリアです。

2階のエリアでは、ベトナムの民族衣装である「アオザイ」をオーダーメイドで制作することができます。価格は1,500〜2,500円程度なので、お土産に一着購入してみてはいかがでしょうか。

０３｜ サンワールド バーナーヒルズ【ダナン】

サンワールド バーナーヒルズは、ダナン西部に位置しており、ケーブルカーや絶叫マシンなどがある市内随一のテーマパークです。

2018年から登場した「ゴールデンブリッジ」はSNSで話題となり、写真映えするスポットとして観光客で賑わっています。巨大な手を模した石像が橋を支える様子から「神の手」とも呼ばれ、園内で最も人気のある観光スポットです。

もう一つの見どころは、全長約8,000mのケーブルカー。世界最長としてギネスブックにも登録されており、最高到達地点174mからはダナン市内を一望できます。なお、園内の営業時間は7時〜22時ですが、ケーブルカーは8時〜17時までの運行です。

０４｜ ホイアンナイトマーケット【ホイアン】

ホイアンナイトマーケットは、ホイアン旧市街で毎晩19時頃から開催され、100m以上にわたって夜店が立ち並びます。

観光客に人気のナイトマーケットで、串焼きやアイスなどの食べ物やマッサージのサービスなど、幅広い品物が販売されているところがポイント。さらに、約100店舗もある雑貨店では、刺繍アイテムや革製のバッグ、ランタンなど、多彩な商品を購入できます。

ホイアンナイトマーケットは屋外開催なので、ホイアンのベストシーズンである2〜4月頃に訪れるのがおすすめ。この時期は湿度が低く、比較的安定した気候なので、天候を気にせずに市場散策を楽しむことができます。

０５｜ ホイアン市場【ホイアン】

ホイアン市場は、市場はホイアンの世界遺産保護地区内に位置する、歴史を感じさせる風情豊かな市場です。地元住民の生活や文化を間近で見ることのできるスポットとして、観光客から人気を集めています。

市場内には、ローカル料理が並ぶエリアがあり、レストランの2分の1ほどで食事ができます。また、市場内の土産物店では値下げをしてくれる場合もあるので、交渉を楽しんでみるのも良いでしょう。ホイアン名物の「カオラウ」やベトナムを代表する「生春巻き」など、さまざまなグルメを味わえます。

０６｜ ホイアン旧市街【ホイアン】

ホイアン旧市街は、歴史情緒あふれる街並みを残す古都として、ホイアンの世界遺産保護地区を代表するスポットの一つです。16世紀頃から貿易港として栄華を極めたホイアンの歴史を知るためには、外せない場所として観光客から高い人気を誇っています。

人気のスポットである「来遠橋」は、日本との友好の証とも言われています。別名「日本橋」とも呼ばれ、1593年に日本人が架けた橋として有名です。ベトナムの2万ドン紙幣には来遠橋が印刷されているため、ベトナム旅行の際には一度注目してみてください。

旧市街内にはランタンが所狭しと飾られており、日が沈むと街をランタンの光が照らし、美しい景色を作り上げます。さらに、旧市街のバクダン通りでは毎晩灯篭流しが行われ、実際に購入して流すことも可能。灯篭は約60円で購入できるので、興味がある方は体験してみてはいかがでしょうか。

０７｜ フエ王宮【フエ】

フエ王宮は1802年から100年以上栄えたグエン王朝の城であり、世界遺産都市フエで観光客のほとんどが訪れるスポットです。中国の影響を受けた外観は、北京の「紫禁城」を模して建築されたと言われており、実際に似ている箇所を見つけることもできます。

王宮内部の「閲是堂」では、宮廷雅楽であるニャーニャックと宮廷舞踊のショーを鑑賞することができます。ニャーニャックは無形文化遺産にも選ばれているので、チャンスがあれば一度聴いてみてください。

さらに、ヨーロッパの影響を感じられる「延寿宮」や宮廷内で最も人気のスポット「朱色の回廊」などがあります。歴史的な見どころが多い王宮なので、訪れる前に歴史を学んでから行くとさらに楽しめるでしょう。

０８｜ 阮朝王宮【フエ】

阮朝王宮は、フエ観光の中でも最も重要な名所であり、美術館や博物館、かつての皇居を見学することができます。

見どころの一つである3つの正門は中国の「紫禁城」をモデルにしており、中央の門は皇族以外の通行が禁止されていました。

城内では、ベトナム戦争の影響で損傷した王宮の中央部を見ることができます。阮朝王宮の修復はほとんど進んでいませんが、3D技術によって再現された映像をビデオでの見学が可能。 城内は損傷部分も含めて全て見学できますが、最低でも2時間程度の時間が必要です。

０９｜ ティエンムー寺【フエ】

ティエンムー寺は、フエ市内で最も古く美しく、高さ21mの八角形の仏塔がシンボルの寺院です。 「慈仁塔」と呼ばれる仏塔は、蓮をモチーフにしており、頂上には釈迦如来像が安置されています。

寺院の見どころの一つは、1963年に起きた仏教徒弾圧への抗議の象徴として現在も残るイギリス車「オースティンA95」です。 寺院の僧侶が焼身自殺を試みた際、車と彼の心臓だけが形を保ったまま残ったと伝えられています。

寺院内には、車と僧侶の心臓の写真パネルは寺院内に展示されており、当時の悲惨な出来事を後世に伝えています。

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【北部】湖と緑に囲まれた景色を堪能！首都ハノイの定番スポット5選

北部に位置するベトナムの首都ハノイは、歴史を感じさせる街並みと豊かな自然が魅力的な都市です。ハノイ市内だけでなく、足を延ばせば世界遺産スポットも存在します。

ここでは、ハノイで湖と緑に囲まれた景色を眺められるスポットを5つ紹介します。

０１｜ホーチミン廟

ホーチミン廟は、ハノイ北部のバーディン広場周辺に位置し、ハノイ市内で重要なスポットです。施設内には、ベトナム民族の解放と独立を目指したホー・チ・ミンの遺体が安置されており、多くのベトナム人も参拝に訪れます。

ホー・チ・ミンの遺体は防腐処理を施した上で、ガラスケースの中に保管されています。ただし、立ち止まって遺体を鑑賞することはできないので、歩きながら鑑賞してみましょう。

また、廟の門の前では定期的に衛兵交代式が行われ、門番が交代のために行進を行います。この衛兵交代式は1時間に1回行われるので、時間が合えばぜひ見学してみてください。

０２｜タンロン水上人形劇場

タンロン水上人形劇場では、ベトナムの伝統舞踊である人形劇が行われており、千年以上続く歴史を五感で感じることができます。

劇中ではユニークな人形たちが舞台上を動き回り、伝統的な農村での暮らしやハノイの伝説をコメディー調で再現しています。人形たちはシンプルな動きで表現されており、子どもでも退屈しない構成です。また、日本語吹き替えのイヤホンも借りられるので、ベトナム語が分からない方でも楽しむことができます。

人形劇は年中無休で開催されており、8時半から20時半までチケットの購入が可能です。公演は15時から20時までの間に1日5回行われるので、興味のある方はぜひ人形劇を鑑賞してみてください。

０３｜ホアンキエム湖

ホアンキエム湖は、緑豊かな自然に囲まれた湖で、ゆったりとした時間が流れる人気の観光スポットです。もともとは中国南雲省から流れる紅河が氾濫したことでできた湖で、ハノイを象徴する場所として知られています。

湖の周囲は約2kmで、しっかりと舗装されているため、休日には多くのハノイ市民が散歩やピクニックに訪れます。約30〜40分で一周できるので、穏やかな景色を眺めながらの散策がおすすめです。

ホアンキエム湖は夜間にも訪れるべきスポットで、ライトアップされた湖畔では美しい夜景を楽しむことができます。なお、夜間の湖周辺では多くの屋台が並び、観光客や地元住民で賑わっているので、治安面での心配はあまりありません。

０４｜ハノイ旧市街

ハノイ旧市街は、11世紀から19世紀まで、ハノイがタンロンと呼ばれていた頃に一大商業エリアとして栄えていた場所です。現在はベトナム政府が指定遺産に認定しているため、建て替えが行われることなく、当時の景色を忠実に残しています。

中でも旧市街の奥に位置する「ドンスアン市場」は、朝は市場、夜はナイトマーケットが開催されています。昼夜問わず多くの客で賑わっており、日用品や食料品、お土産など、多岐にわたって販売されているスポットです。食堂も併設されているので、ローカルなベトナム料理を味わいたい方はぜひ訪れてみてください。

他にも「ターヒエン通り」や「チャーカー通り」などの人気ストリートも旧市街内にあり、ハノイの歴史的な風景を楽しめます。ただし、夜間には旅行者を狙ったひったくりやスリの発生も報告されているので、散策の際には十分な注意が必要です。

０５｜ハロン湾(郊外)

ハロン湾は、ハノイ中心地から車で約2時間半北上した場所に位置しており、ベトナム有数の観光スポットとして知られています。水平線上に約2000もの奇岩が突出した景色から、1994年にはユネスコの世界自然遺産にも登録されました。

ハロン湾では定期的にクルーズツアーも行われており、船上からハロン湾特有の風景を楽しむことができます。6時間程度のクルーズツアーは、食事付きで6,000円程度で参加が可能。日本語ガイド付きのツアーもあるので、安心して参加することができます。現地の代理店でも予約ができるので、興味がある方は公式サイトから予約してみてはいかがでしょうか。

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ベトナムで活気溢れる雰囲気や歴史、食文化を堪能しよう！

本記事では、ベトナムの観光スポットを地域ごとに見どころと合わせて紹介しました。

ベトナムは多様な食文化を持つ国であり、各地域の気候や歴史に育まれた郷土料理が楽しめます。ベトナムの国民食である「フォー」は、比較的寒冷な北部で食べられる料理です。また、年間を通して温暖な中部地域では、ココナッツミルクを使用した料理が人気。最も暑い南部地域では、生春巻きなどのさっぱりとした料理を味わえます。

ベトナムには、まだまだ紹介しきれないスポットがたくさんあります。こちらの記事では、ベトナムの1日モデルコースを2パターン紹介していますので、参考にしてみてください！

\ベトナムのモデルコースを紹介している記事はこちらから /

【2024】ベトナムの1日モデルコース2パターン！観光スポットの見どころも徹底解説

ベトナムには歴史や食文化を満喫できる場所が多いので、今回紹介した観光スポットを参考に、旅行の計画を立ててみてください。

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