【2024】ベルリン旅行の計画に役立つ!おすすめ観光スポット19選
ベルリンはこんな場所!
ベルリンは人口が360万人を超えるドイツ最大の都市であり、経済や芸術、スポーツなど、さまざまな分野の中心地です。また、ベルリンの壁の崩壊でも知られており、13世紀から長きにわたって歴史を築いてきた都市でもあります。
ベルリンの交通網は非常に発達しており、地下鉄や鉄道、トラム、バスを利用することで、市内から郊外まで自由に移動可能です。目的地によっては複数の選択肢が生まれるほどなので、上手に活用して効率よく観光しましょう。ただし、乗り物の中ではスリの危険もあるため、貴重品や手荷物の取り扱いには十分な注意が必要です。
ベルリン旅行で押さえておきたい!定番観光スポット10選
ベルリンは、長い歴史を持つ建造物が数多く存在し、街全体がまるで博物館のような魅力的な都市です。その中でも、観光するのに定番かつおすすめの場所を10ヶ所厳選しました。人気の観光地ばかりなので、気になるスポットからぜひ旅行のスケジュールに取り入れてください。
01|アレクサンダー広場(テレビ塔・世界時計)
アレクサンダー広場は、19世紀に商業エリアとして発展し、マーケットが開かれることがあるなど活気に溢れるスポットです。現在は駅も隣接しており、交通の要となる場所でもあります。名前は、ベルリンを訪れたロシア皇帝のアレクサンドル1世に由来します。
市内のランドマークとして有名なテレビ塔も建っており、展望台からベルリンの街を眺めるのもおすすめです。世界各地の時間を表示した世界時計も見どころの1つですので、ぜひチェックしてみてください。
スポット名 | アレクサンダー広場(テレビ塔・世界時計) |
住所 | |
アクセス | Berlin Alexanderplatz Bahnhof駅から徒歩1分 |
料金 | テレビ塔(大人):27.50 EUR〜(約4,450円〜) |
02|ブランデンブルク門
ブランデンブルク門はドイツで最も有名なランドマークの1つで、ベルリンに来たら必見の観光スポットです。1788年から1791 年にかけてグリークリバイバル様式で建設された門は、アーチの上に佇む4頭の馬車「クアドリガ像」が特徴。
旧市街の門にはたくさんの歴史があるほか、門をくぐる時にはフォトジェニックな1枚を残せます。
スポット名 | Brandenburger Tor (ブランデンブルク門) |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Brandenburger Tor駅下車徒歩すぐ |
料金 | 無料 |
03|ドイツ連邦議会議事堂
国会議事堂はドイツの政治の中心となっており、堂々としたネオクラシック様式の建物は、ベルリンのシンボルの1つとして知られています。
国会議事堂の最大の魅力は、建物上部にあるガラス張りのドームで、ベルリンの街並みを360度のパノラマで一望できます。建物見学のほか、ドイツ現代美術の展示を楽しめるギャラリーもおすすめ。入場は無料で、事前予約も可能です。
スポット名 | Reichstag Building (国会議事堂) |
住所 | |
アクセス | Brandenburger Tor駅、Bundestag駅から徒歩約3分 |
04|チェックポイント・チャーリー
チェックポイント・チャーリーは、かつて東西ドイツを隔てていた検問所です。現在は当時の様子を再現した姿となっており、冷戦時代の象徴として多くの観光客が訪れています。屋根にはソ連兵とアメリカ兵の写真が掲げられており、冷戦時代の緊張感を感じることが可能です。
「チャーリー」という名前は、NATO軍が使用していたアルファベットコードに由来します。東西ドイツの境界線には、アルファベットと数字を組み合わせたコードネームが付けられており、チェックポイント・チャーリーは「C」のコードネームでした。
スポット名 | チェックポイント・チャーリー |
住所 | |
アクセス | Kochstraße駅から徒歩1分 |
05|イースト サイド ギャラリー
ベルリンの壁は、東西ドイツを隔てていた象徴的な存在です。現在もいくつかのビュースポットが残されており、中でもイースト・サイド・ギャラリーは、約1.3kmにわたる壁画が圧巻。
壁画に沿ってゆっくり散策し、それぞれの作品に込められたメッセージや歴史を感じ取ってみましょう。音声ガイドや解説パネルも活用すると、より深く理解することができます。
スポット名 | East Side Gallery (イースト・サイド・ギャラリー) |
住所 | |
アクセス | Warschauer Straße駅下車徒歩約8分 |
料金 | 無料 |
06|ゲーデンスケッテ・ベルリナー・マウアー
ゲーデンスケッテ・ベルリナー・マウアーは、ベルリンの壁が当時の状態で残る貴重なスポットです。現在は壁のほとんどが解体されていますが、ここではかつて東西ドイツを隔てていた厳戒態勢を体感することができます。
壁のすぐ隣には、ベルリンの壁記念センターがあるので、併せて訪問するのがおすすめです。記念センターの屋上からは、ゲーデンスケッテ・ベルリナー・マウアー全体を見渡せるところがポイント。壁がどのように建てられていたのか、全貌を理解することができます。
スポット名 | ゲーデンスケッテ・ベルリナー・マウアー |
住所 | |
アクセス | 地下鉄U Bernauer Straße駅から徒歩6分/トラム・バスU Bernauer Str. (Berlin)停留所から徒歩1分 |
07|ベルリン大聖堂
ベルリン大聖堂は、1905年にヴィルヘルム2世によって建てられた、ネオ・ルネッサンス様式の壮麗な大聖堂です。第二次世界大戦で大きな被害を受けましたが、再建され、現在はベルリンのシンボルの1つとして多くの人を魅了しています。
高さ114mのドームの内部には、美しいステンドグラスや精巧な彫刻など、見どころ満載です。通常営業時間は10時からですが、日曜日のみ12時からとなりますので注意してください。
スポット名 | ベルリン大聖堂 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄U Museumsinsel駅から徒歩1分/U Museumsinsel (Berlin)バス停から徒歩2分 |
料金 | 大人:10.00 EUR(約1,650円) |
08|シャルロッテンブルク宮殿
シャルロッテンブルク宮殿は、プロイセン王国のフリードリヒ1世が妃のゾフィー・シャルロッテのために建てた離宮です。第二次世界大戦では大部分が破壊されてしまいましたが、現在は復興を果たし、美しく華麗な姿で多くの人を魅了しています。
見どころの1つが広大な庭園で、木々が生い茂る森や湖が都会とは思えない雰囲気を味わえる場所です。宮殿内の鑑賞とあわせて、庭園を散策して自然を感じるのもおすすめです。
スポット名 | シャルロッテンブルク宮殿 |
住所 | |
アクセス | Luisenplatz/Schloss Charlottenburg (Berlin)バス停から徒歩4分 |
料金 | 大人:19.00 EUR(約3,100円) |
09|カイザー・ヴィルヘルム記念教会
カイザー・ヴィルヘルム記念教会は、1890年代に建てられたネオ・ロマネスク様式の壮麗な教会です。福音主義教会として、現在もルター派の礼拝が行われています。
1943年のベルリン大空襲によって大きな被害を受けましたが、修復の議論が進む中で、あえて破壊された状態を残すことが決定されました。広島の原爆ドームと同様に、戦争の記憶を語り継ぐ貴重な場所でもあります。
スポット名 | カイザー・ヴィルヘルム記念教会 |
住所 | |
アクセス | Bahnhof Berlin-Zoologischer Garten駅から徒歩2分 |
10|ベルリン動物園
ベルリン動物園は、ドイツ国内最大級であり、世界でも屈指の規模を誇る動物園です。1,200種を超える動物たちが飼育されており、その中でも国内唯一のジャイアントパンダは、最も人気があります。
1844年に開園したベルリン動物園は、長い歴史の中で数々の功績を残してきました。特に、1845年にホッキョクグマの飼育を始めたことは特筆すべき点です。以来、北極圏での行動研究に力を入れており、その成果は世界中の動物園に貢献しています。
スポット名 | ベルリン動物園 |
住所 | |
アクセス | Bahnhof Berlin-Zoologischer Garten駅から徒歩2分 |
料金 | 大人:18.50 EUR(約3,000円) |
ベルリンでしか味わえない芸術とエンタメ!おすすめスポット3選
ドイツといえば、バッハやベートーヴェンなど、歴史に名を残す作曲家たちが生まれた音楽の国です。そして、首都ベルリンはクラシック音楽の本場として知られています。
ここではベルリンの芸術を満喫できるスポットを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。本場のエンターテイメントを五感で体験する、ベルリン旅行を計画しましょう。
01|ベルリン・フィルハーモニー
ベルリン・フィルハーモニーは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が本拠地としているコンサートホールです。1963年に建築され、五角形の独特なデザインと黄色い建物が特徴で、街の景観を彩っています。
メインホールでは年間およそ270公演が行われており、世界最高峰のオーケストラを堪能できる絶好のチャンス。タイミングの合う方は訪問するだけでなく、コンサートの鑑賞もおすすめです。立ち見席など、手頃に購入できるチケットも販売されているので、ぜひコンサート鑑賞を検討してみてください。
スポット名 | ベルリン・フィルハーモニー |
住所 | |
アクセス | S+U Potsdamer Platz Bhf (Berlin)駅から徒歩9分/Philharmonie (Berlin)バス停から徒歩1分 |
料金 | コンサートチケット:座席によって変動最も安い立ち見席は10.00 EUR〜(約1,650円〜) |
02|ベルリン国立歌劇場
ベルリン国立歌劇場は、18世紀にフリードリヒ2世の命によって建てられ、ベルリンを代表するオペラハウスです。火災や戦禍による被害を経て現在の姿に復元され、オペラを中心に、コンサートやバレエなどの公演が開催されています。
劇場内部は、ロココ様式を基調とした優雅で華やかな装飾で彩られています。天井画やシャンデリア、彫刻など、細部までこだわり抜かれた美しさは、まるで時空を超えた旅へと誘ってくれているかのようです。
スポット名 | ベルリン国立歌劇場 |
住所 | |
アクセス | U Museumsinsel駅から徒歩5分/Staatsoper (Berlin)バス停から徒歩1分 |
料金 | 公園や座席によって変動しますが、最も安いチケットで10.00 EUR(約1,650円)ほどから |
03|Berlinale Palast
Berlinale Palastは、ベルリン国際映画祭のメイン会場として知られる、映画ファンにとって聖地のような場所です。正面に敷かれたレッドカーペットを歩く俳優たちの姿は、映画の夢を体現しています。
内装は赤を基調とした華やかなデザインで、映画祭の熱気を常に感じさせてくれます。著名な映画監督や俳優たちの足跡を辿りながら、映画の歴史に浸ってみましょう。
スポット名 | Berlinale Palast |
住所 | |
アクセス | S+U Potsdamer Platz Bhf (Berlin)駅から徒歩4分 |
ベルリンでショッピングやグルメを楽しむ!おすすめエリア3選
せっかくベルリンに足を運ぶなら、観光だけではなく、買い物やご当地料理も満喫しましょう。
ここではベルリンで、ショッピングやグルメにおすすめのエリアを3ヶ所ご紹介します。自分へのご褒美やお土産、食べたいものなどにあらかじめ目星を付けておくと、より充実した旅になるので、ぜひ参考にしてください。
01|Markthalle Neun
Markthalle Neunは、1891年にオープンした歴史あるマーケットです。ベルリン市内の目標は、「いつもと違う食事」と「いつもと違う買い物」を提供すること。ベルリンの中心部に位置し、観光客だけでなく地元の人々からも愛されています。屋内型なので、天候に左右されずに楽しめるところもポイントです。
毎週木曜日には、屋台が立ち並ぶフードフェスティバルが開催されます。
スポット名 | Markthalle Neun |
住所 | |
アクセス | 地下鉄U Görlitzer Bahnhof駅から徒歩9分 |
02|ハッケシェ・ヘーフェ
ハッケシェ・ヘーフェは、ブティックやレストラン、ギャラリーなどが集まる複合施設です。名前に入っている「ヘーフェ」とは中庭を表す言葉で、8つの中庭を持っているのが特徴。それぞれから見える建物の外壁や窓などのデザインも異なっているので、ぜひチェックしてみてください。
人気の店舗は「AMPELMANN shop」で、お土産としても好評なアンペルマングッズの購入が可能です。アンペルマンとはドイツの歩行者用信号のマークになっているキャラクターで、Tシャツから文房具、エコバッグなど多数の商品があります。可愛らしいデザインをしているので、ぜひお気に入りの一品を探してみてはいかがでしょうか。
スポット名 | ハッケシェ・ヘーフェ |
住所 | |
アクセス | Weinmeisterstraße駅から徒歩3分/トラムS Hackescher Markt (Berlin)停留所から徒歩1分 |
03|KaDeWe
KaDeWeは、ヨーロッパ最大級の規模を誇る高級デパート。1907年の創業から100年以上の歴史を誇り、毎日5万人もの観光客が訪れるベルリン屈指のショッピングスポットです。
複雑に交差するウッドエスカレーターは、KaDeWeの新たな見どころの1つです。まるで美術館のような空間を移動しながら、ショッピングを楽しむことができます。6階にある食料品売り場は、世界中の食材が揃うグルメの宝庫。イートインできる店舗も数多くあるので、ランチや軽食にもおすすめです。
スポット名 | KaDeWe |
住所 | |
アクセス | 地下鉄U Augsburger Straße駅から徒歩6分/U Wittenbergplatz (Berlin)バス停から徒歩2分 |
ベルリンと近郊で世界遺産を巡る!おすすめスポット3選
ベルリン市内だけでも豊富な観光スポットを楽しめますが、少し足を延ばせば、魅力的な世界遺産に出会うことができます。
ここでは、ベルリンと近郊で回れる世界遺産の名所を3つ紹介します。旅程に余裕のある方や、少し上級者向けの旅をしてみたい方は、ぜひ参考にしてください。
01|博物館島
博物館島は、5つの博物館と美術館が集まる世界文化遺産です。ミュージアムは「ペルガモン博物館」、「ボーデ博物館」、「旧国立美術館」、「旧博物館」、「新博物館」の5つで、古代ギリシャ・ローマ時代の遺跡から現代アートまで、幅広い時代の文化遺産を堪能することができます。
博物館島は、展示物だけでなく、それぞれの建造物も魅力的な見どころの1つ。5つの博物館を全て回ると1日中楽しめるので、複数の博物館を訪問する場合は、全館で使用できるお得な入場券を利用することをおすすめします。
スポット名 | 博物館島 |
住所 | |
アクセス | U Museumsinsel駅から徒歩4分 |
料金 | 博物館島チケット(全館入場可能):24.00 EUR(約3,900円) |
02|ツェツィリエンホーフ宮殿
ツェツィリエンホーフ宮殿は、ホーエンツォレルン家の最後の宮殿で、1913年から1917年にかけて建設されました。1945年にポツダム会談が開催された場所としても知られており、1990年には世界文化遺産に登録されています。
湖のほとりに建つ宮殿は、のどかな雰囲気や英国風の建物が魅力的で、落ち着いた時間を過ごしたい方におすすめです。ただし、最寄りのバス停から発車するバスの本数が少ないため、観光する際は事前に帰りの時間を確認しておきましょう。
スポット名 | ツェツィリエンホーフ宮殿 |
住所 | |
アクセス | ベルリン中央駅から列車・トラム・バスを乗り継ぎ約1時間/Potsdam, Schloss Cecilienhofバス停から徒歩3分 |
料金 | 大人:12.00 EUR(約2,000円) |
03|サンスーシ宮殿 (郊外)
サンスーシ宮殿は、プロイセン王フリードリヒ大王が夏の離宮として建設した、ロココ様式建築の傑作です。ベルリンから日帰りで行けるポツダム郊外に位置し、壮麗な外観と繊細な装飾が訪れる者を魅了します。
宮殿内は、ロココ様式の華麗な装飾と繊細なデザインで統一されています。特に、黄金色に輝くシャンデリアや天井画、壁画は必見です。フリードリヒ大王の趣味やこだわりが反映された空間は、まさに芸術作品と言えるでしょう。
宮殿を囲む広大な庭園は、フランス式庭園とイギリス式庭園が融合した美しい景観が広がります。天気の良い日には、噴水や彫刻を眺めながら散策を楽しみましょう。
スポット名 | Schloss Sanssouci (サンスーシ宮殿) |
住所 | |
アクセス | ポツダム中央駅からバスに乗車Schloss Sanssouci下車すぐ |
料金 | 大人:14ユーロ〜(約2,200円) |
数々の歴史を体感できるベルリンを満喫しよう
本記事では、ベルリンでおすすめのスポットを、観光のポイントやアクセスなどの情報も含めて紹介しました。第二次世界大戦の傷跡を残す場所から、復興を遂げた近代的な街並みまで、様々な表情を見せてくれます。また、クラシック・オペラ鑑賞といった芸術を体感する旅や世界遺産巡りなど、興味に合わせて旅行プランを実現できるところもポイントです。
ベルリンにはまだまだ紹介しきれないスポットがたくさんあります。こちらの記事では、ベルリンの1日モデルコースを2パターン紹介していますので、参考にしてみてください!
\ベルリンのモデルコースを紹介している記事はこちらから /
【2024】ベルリンの1日モデルコース!観光スポットの見どころも徹底解説
ぜひ本記事を参考にして、オリジナルのベルリン旅行を満喫しましょう!