【2024】フランクフルト旅行の計画に役立つ!人気観光スポット15選とおすすめ観光テーマ3選
フランクフルトはこんな場所!
フランクフルトは、ドイツの玄関口として年間約1億人を超える観光者が訪れる都市です。第二次世界大戦の影響で大きな被害にあったものの、長い間にわたり復興作業が行われ、現在の美しい姿を蘇らせました。
マイン川沿いの遊覧クルーズや四季折々の魅力があり、夏には花々で飾られ、冬にはクリスマスマーケットが開催されます。フランクフルトは金融と商業の街としても知られ、高層ビルが立ち並ぶ光景が見どころの一つです。一方、旧市街では、大聖堂やオペラハウスなど歴史を感じさせる建造物が訪れる人々を魅了しています。
フランクフルトの物価は首都ベルリンと比べてもやや高めなので、予算を考慮した滞在が重要です。フランクフルト観光の際には、今回紹介するおすすめの観光スポットから訪れたい場所を事前に考えておきましょう。
フランクフルト旅行で押さえておきたい!定番観光スポット9選
フランクフルトは、古き良き建物を残す旧市街と、ビジネスの街としての姿が見られる新市街の両方を楽しめる都市です。ドイツの玄関口としても栄えるフランクフルトで、活気あふれる街を思う存分満喫しましょう。
以下では、フランクフルト観光で定番のスポットを9ヶ所紹介しますので、初めて訪れる方は参考にしてください。
01|フランクフルト大聖堂
フランクフルト大聖堂は、フランクフルトを象徴する存在であり、旧市街内の各所からその美しい姿を見ることができます。ゴシック様式で建築されたこの大聖堂は、セピア色の外壁を持つことで世界的にも有名です。
内部は荘厳な雰囲気に包まれており、キリスト教徒でなくても神聖な気持ちに包まれることでしょう。併設されている塔については、4月から10月の期間限定で大人は3ユーロ(約460円)、子どもは(約230円)支払う必要があります。
スポット名 | フランクフルト大聖堂 |
住所 | |
アクセス | Dom/Römer(メトロ駅)から徒歩2分 |
料金 | 無料 (塔へ上る場合のみ有料) |
02|マイン川
マイン川は全長500kmを超える河川であり、フランクフルトに住む人々にとって重要な水路として彼らの生活を支えています。川沿いはのんびりとした時間が流れており、散策するだけでも十分楽しむことができるでしょう。
マイン川では、定期的にクルーズツアーが開催されており、旅行者に人気のアクティビティの1つです。夏季はドイツの観光シーズンであり、1時間半に1本程度の頻度で運航しています。ただし、冬季やイベントの時期には運航頻度が変動する可能性があるので、事前に確認しておきましょう。
スポット名 | マイン川 |
住所 | |
アクセス | Frankfurt (Main) Willy-Brandt-Platz(メトロ駅)から徒歩9分 |
03|クラインマルクトハレ
クラインマルクトハレはフランクフルトの中心に位置しており、市民の生活を支える市内最大の市場です。この市場は「フランクフルトの台所」とも呼ばれており、新鮮な青果や肉、ハム、ソーセージなどの食材が陳列されています。
ワインやチョコレートなどの日持ちする商品も販売されているため、お土産選びの場所としても最適です。さらに、市場の2階にはテラス席が用意されており、ワインやソーセージを購入して食事を楽しむこともできます。
スポット名 | クラインマルクトハレ |
住所 | |
アクセス | Frankfurt (Main) Römer/Paulskirche(バス停)から徒歩1分 |
04|レーマー広場
レーマー広場はフランクフルト旧市街に位置しており、市内で最も人気の観光スポットとして多くの旅行者で賑わう場所です。広場内にはドイツの伝統的な建物が立ち並んでおり、ドイツの昔ながらの街並みを楽しむことができます。
広場内にはカフェやレストランが点在し、美しい風景を眺めながらの食事もおすすめです。また、11月下旬から12月下旬にかけては、クリスマスマーケットが開催されます。冬季に訪れる際は、ぜひ足を運んでみてください。
スポット名 | レーマー広場 |
住所 | |
アクセス | Dom/Römer(メトロ駅)から徒歩2分 |
05|旧オペラ座
旧オペラ座は、1880年に建てられたオペラハウスです。第二次世界大戦によりその姿を失いましたが、その美しさからドイツで最も美しい廃墟とも称され、コンサートホールとして再利用されています。
内部はコンサート時以外は一般公開されておらず、定期的に内部ツアーが開催されています。舞台裏や楽屋を見学できる1時間半のツアーは、事前に予約をしておきましょう。
スポット名 | 旧オペラ座 |
住所 | |
アクセス | Alte Oper(メトロ駅)から徒歩3分 |
料金(ツアー) | 9ユーロ(約1,400円) |
06|鉄の橋
鉄の橋は、150年以上の歴史を誇るフランクフルトの街のシンボルとして知られる橋です。
レーマー広場とザクセンハウゼン地区を結ぶ橋は、マイン川を一望できる絶好のロケーションで、多くの観光者や地元の人々に親しまれています。第二次世界大戦で一度破壊されましたが、1993年頃に再建され、恋人たちの永遠の愛を誓う南京錠で埋め尽くされるようになりました。
夕暮れ時には、ストリートパフォーマーの路上演奏が、ロマンチックな雰囲気を演出しています。
スポット名 | 鉄の橋 |
住所 | |
アクセス | Frankfurt (Main) Willy-Brandt-Platz(メトロ駅)から徒歩9分 |
07|ゲーテ通り
ゲーテ通りは、旧市街の北西に位置する、旧オペラ座からゲーテ広場へと続くショッピングストリートです。GucciやLouis Vuittonなどの世界的にも有名な高級ブランド店が軒を連ね、休日の昼間から多くの買い物客で賑わいます。
夜になると街路樹がライトアップされ、店の明かりと相まって幻想的な雰囲気に包まれます。特に何も購入しなくても、散策だけで優雅な気分を味わえるため、気軽に立ち寄ってみるのもおすすめです。
スポット名 | ゲーテ通り |
住所 | |
アクセス | Frankfurt (Main) Freßgass(バス停)から徒歩2分 |
08|マインタワー
マインタワーは、ビジネス都市としても栄えるフランクフルトのランドマークであり、高さ200mを誇るドイツ国内で最も高い観光ビルです。
屋上のパノラマ展望台からは、フランクフルトのビル群や街並みを360度見渡すことができます。展望台は日曜から木曜は21時まで、金曜と土曜は23時まで営業しているので、フランクフルトの夜景を鑑賞するのもおすすめです。
スポット名 | マインタワー |
住所 | |
アクセス | Frankfurt (Main) Taunusanlage(バス停)から徒歩2分 |
料金 | 9ユーロ(約1,400円) |
09 ゲーテの家
ゲーテの家は、ドイツを代表する文豪ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテの生家であり、フランクフルトの観光スポットとしても有名です。第二次世界大戦で被害を受けましたが、現在は修復され、ゲーテが過ごした当時の様子が再現されています。
豪華な装飾とエレガントな室内は、ゲーテの育ちの良さを物語っています。また、博物館も併設されており、ゲーテゆかりの品や絵画などの展示を鑑賞することも可能です。
スポット名 | Goethehaus (ゲーテの家) |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Hauptwache駅またはWilly-Brand Pl.駅から徒歩5分 |
料金 | 大人:10ユーロ(約1,570円) |
フランクフルトを深く味わうなら、訪れたい穴場スポット3選
フランクフルトは、大聖堂やオペラハウスなどの定番スポットに加え、旅行者にはあまり知られていないスポットも多くあります。
以下では、フランクフルトの歴史や文化に興味がある方におすすめの観光スポットを3つ紹介します。地元住民が多く集まるスポットも含まれているので、彼らとのコミュニケーションもぜひ楽しんでください。
01|フランクフルト歴史博物館
フランクフルト歴史博物館は、その名の通りフランクフルトの歴史や現代を知るための最適な博物館です。館内は旧館と新館に分かれており、新館は2017年に新しくオープンしました。両館は地下で繋がっており、併せて訪れることでフランクフルトの歴史について詳しく知ることができます。
新館の地下にある「スノーグローブ」は特に人気で、8人の芸術家がフランクフルトをイメージして作った模型が展示されています。その他にも、フランクフルトの昔と今の街並みを再現した模型や写真、映像、音声などの貴重な資料を見学可能です。
スポット名 | フランクフルト歴史博物館 |
住所 | |
アクセス | Dom/Römer(メトロ駅)から徒歩3分 |
料金 | 8ユーロ(約1,200円) |
02|ベルガー通り
ベルガー通りは、旧市街に位置する、地元の人々が集まるストリートです。ローカルな空気感を味わうことができ、休日にはカフェやレストランで賑わいます。
多くの店舗では屋外テーブルが設置されており、天気の良い日には、リラックスした雰囲気の中で食事やお茶を楽しむことができます。フランクフルトの中心部の喧騒に疲れた方は、ぜひベルガー通りを訪れてみてください。
スポット名 | ベルガー通り |
住所 | |
アクセス | Frankfurt (Main) Bornheim Mitte(トラム駅)から徒歩1分 |
03|パームガーデン
パームガーデンは、高層ビルが立ち並ぶフランクフルトの喧騒を忘れさせてくれる、美しい花々が咲き誇る植物園です。園内には温室施設もあり、ドイツ国内では珍しい南国の植物の数々を見ることができます。
夏季には、太陽が輝く園内で、読書や日光浴をする地元住民の姿も多く見られます。散策するだけでも十分に癒されるので、フランクフルト市内でゆっくりとした時間を過ごしたい方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
スポット名 | パームガーデン |
住所 | Palmengarten der Stadt, Siesmayerstraße 63, 60323 Frankfurt am Main, ドイツ |
アクセス | Frankfurt (Main) Botanischer Garten(バス停)から徒歩6分 |
料金 | 大人:7ユーロ(約1,100円) シニア(65歳以上):6ユーロ(約950円) 6~13歳:2ユーロ(約300円) 14~17歳:3ユーロ(約470円) |
フランクフルトで見逃せない、アート&音楽スポット3選
ドイツは、多くの芸術家を輩出している国として知られています。その中心都市であるフランクフルトは、アートや音楽を楽しめる街として人気です。
以下では、地元住民からも愛される美術館やオペラハウスを3ヶ所紹介します。フランクフルト観光の際には、ぜひこれらの施設を訪れて、ドイツの芸術や文化に触れてみてください。
01|シュテーデル美術館
ドイツ最大のシュテーデル美術館は、約600点の展示作品と10万点以上の所蔵作品を有しています。
所蔵作品の大部分は、フランクフルトの銀行家シュテーデル氏の収集品であり、絵画や写真、彫刻など西洋美術の代表的なジャンルの作品が幅広く揃っている点が特徴です。所蔵作品には、ピカソやモネなどの著名な芸術家の作品も含まれており、世界的に見ても非常に価値の高い美術館といえます。
美術館は広大で、4,000m²の面積を誇ります。館内を見学するには、最低でも2時間程度を目安にしましょう。
スポット名 | シュテーデル美術館 |
住所 | |
アクセス | Frankfurt (Main) Otto-Hahn-Platz(メトロ駅)から徒歩5分 |
料金 | 13歳以上:18ユーロ(約2,850円) 12歳以下:無料 |
02|フランクフルト歌劇場
フランクフルト歌劇場は、旧市街の西側に位置する、ドイツを代表するオペラハウスです。外観は、旧オペラ座のような古典的な造りではなく、前面がガラス張りの近代的な造りが特徴です。
フランクフルト歌劇場では、オペラやバレエなどの公演が行われています。興味のある方は、公式サイトからチケットを予約しましょう。また、旧オペラ座と併せて訪れて、オペラハウスの今と昔の雰囲気を比較してみるのもおすすめです。
スポット名 | フランクフルト歌劇場 |
住所 | |
アクセス | Frankfurt (Main) Willy-Brandt-Platz(メトロ駅)から徒歩3分 |
03|シルン美術館
シルン美術館は、企画展専門の美術館であり、近現代の芸術作品を幅広く展示しています。1986年の開館以来、240以上の展示会を開催し、オノ・ヨーコやシャガールなどの著名な芸術家の個展も開催してきました。
所要時間は展示内容によって異なりますが、1時間半から2時間程度を目安にしましょう。
スポット名 | シルン美術館 |
住所 | |
アクセス | Dom/Römer(メトロ駅)から徒歩2分 |
料金 | 展覧会によって異なります ※8歳以下は無料 |
ドイツの経済と文化の中心地、フランクフルトを満喫しよう
今回は、フランクフルトの観光スポットを見どころとともに紹介しました。歴史的な旧市街と現代的なビジネス街の魅力を充分に堪能することで、フランクフルトについてより深く理解することができます。そのため、最低2日以上の滞在期間を取って、じっくりと観光するのがおすすめです。
また、フランクフルトにはまだまだ紹介しきれないスポットがたくさんあります。こちらの記事では、フランクフルトの1日モデルコースを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
\ フランクフルトの1日モデルコースを紹介している記事はこちらから /
【2024】フランクフルトの1日モデルコース3パターン!観光スポットの見どころも徹底解説
限られた時間の中で、フランクフルトの魅力を満喫するためには、事前に計画を立てることが大切です。本記事を参考にして、興味のある観光スポットや食べたいグルメなどを絞り込んで、自分だけのプランをアレンジしてみてください。