【2025年最新版】お得にフィンランド旅行!ベストシーズンと安い時期

フィンランド旅行の安い時期は秋から冬(11月~2月)!その理由は?

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フィンランド旅行の安い時期は、秋から冬(11月〜1月)です。
中でも11月は、クリスマスシーズン前のオフシーズンで、観光客が少なく、混雑を避けやすい時期です。1月は年明け以降の旅行需要が落ち着くため、航空券や宿泊費が比較的安くなる傾向があります。
冬は最低気温が-6℃以下と寒いので、防寒対策を万全に観光を楽しみましょう。
東京↔︎ヘルシンキの航空券|各月の相場から安い時期をチェック

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航空券は、旅行代金総額の中でも比重が大きい項目です。そのため、航空券が安い時期にフィンランド旅行を計画することで、旅行の費用を抑えることができます。
各月の航空運賃相場を比較して、安い時期をチェックしてみましょう。
【東京↔︎ヘルシンキ|往復航空券の相場】
直行便 フィンエアー | 乗継便 ターキッシュエアラインズ | |
1月 | 149,000円 | 103,570円 |
2月 | 149,000円 | 118,820円 |
3月 | 215,600円 | 119,830円 |
4月 | - | 117,100円 |
5月 | 219,600円 | 130,410円 |
6月 | 224,000円 | 121,640円 |
7月 | 227,000円 | 145,010円 |
8月 | 223,200円 | 167,180円 |
9月 | 209,000円 | 141,600円 |
10月 | 194,000円 | 135,470円 |
11月 | 160,600円 | 109,700円 |
12月 | 179,000円 | 103,140円 |
各月の航空運賃相場を比較すると、最も安い時期は秋から冬(11~2月)であることがわかりました。航空運賃は、曜日や航空会社、予約のタイミングによっても変動します。複数の航空会社や前後の日程を比較して、最安値の航空券を見つけるようにしましょう。
航空券以外の費用について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。ホテル費用や食費、観光費などについて具体的な金額を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

航空券を安く購入する方法

東京↔︎ヘルシンキの航空券の相場からもわかるように、航空券が最も安いのは秋から冬です。12月や1月は夏季と比べて約6万円、春季と比べて約1.5万円安くなります。
そのため、航空券を安く購入したい方は、冬季→秋季→春季→夏季の順番に渡航時期の検討をしてみてください。
また、直行便よりも乗り継ぎ便の方が、航空券の運賃が大幅に安くなる傾向があります。ただし、乗り継ぎ時間や乗り継ぎ空港の利便性、フライトの時間帯などを考慮して、総合的に比較をしてみましょう。

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秋から冬(11月~2月)に訪れるメリット・デメリット

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晩秋から真冬にかけてのフィンランドは、季節の彩りと幻想的なオーロラ観賞といった、冬ならではの魅力にあふれています。
11月には街がクリスマスイルミネーションに彩られ、1月にはオーロラやスノーアクティビティが本格的なシーズンに入ります。一方でこの時期のフィンランドは、日本の冬と比較できないほど寒さが厳しかったり、日照時間が短かったりというデメリットも。
そのため、無理のない計画とこまめな情報チェックが旅の助けになります。現地の気象状況を随時把握し、万全の対策をしておくことで、北欧の冬を心ゆくまで堪能できるでしょう。

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メリット|オーロラ観賞のベストシーズン
11月から1月は、オーロラ観賞に適したシーズンです。日照時間が短く夜が長いため、オーロラを見られるチャンスも高まります。特に北部のラップランド地方では、オーロラハンティングツアーも多く開催されます。
メリット|混雑が少なく、ゆったりと観光できる
クリスマス直前期を除いた11月と1月は、観光客が落ち着き、ゆったりと観光ができる時期です。美術館やショッピングスポットも比較的空いているので、自分のペースで楽しめるでしょう。
メリット|航空券やホテルの料金が安い傾向にある
秋から冬のオフシーズンは夏季に比べて観光者が少ないことから、航空券やホテルの需要が低下します。航空券やホテルの料金が安い傾向にあるため、お得に旅行したい方におすすめの時期です。

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デメリット|厳しい寒さに注意が必要
フィンランドの冬は、日本に比べて寒さが格段に厳しく、しっかりとした防寒対策が欠かせません。特に1月は平均最低気温が−6.4℃まで下がり、北部ではそれをさらに下回ることもあります。
服装は、薄手のインナーから防寒アウターまで、重ね着で調整できるスタイルがおすすめです。気温の変化や屋内外の移動にも対応しやすく、体温管理がしやすくなります。
デメリット|日照時間が短い
11月から1月にかけてのフィンランドは、日照時間が極端に短くなります。特に12月は、日の出が9時頃、日の入りが15時頃と、明るい時間帯はおよそ6時間ほどしかありません。
このため、多くの旅行者は観光のスタートを朝早くから予定し、薄明るい時間帯も活用しています。また、夜の時間帯にはオーロラ鑑賞やイルミネーション巡りなど、暗さを逆手に取った楽しみ方を取り入れるのが定番です。
短い日中を有効に使うためにも、事前に訪れたいスポットや移動時間を把握しておくと安心です。
デメリット|天候が不安定で曇りや雪の日が多い
冬季のフィンランドでは、曇天や降雪の日が多く、晴れ間は限られます。特にオーロラ鑑賞を目的とする場合は、天候に左右されることが多いため、数日間の滞在を計画するのがおすすめです。
また、雪や道路の凍結により、鉄道やバスの遅延、アクティビティの中止が発生することもあります。そのため、移動時間の前後に余裕を持たせ、代替の観光プランをいくつか準備しておくと安心です。
スケジュールを詰め込みすぎず、柔軟に動ける余地を残しておくのが、冬の旅を快適に楽しむコツと言えるでしょう。
フィンランド旅行の節約術
フィンランドは物価の高い国として知られていますが、ちょっとした工夫で旅費を抑えることも可能です。工夫次第で、北欧ならではの体験をリーズナブルに楽しむことができます。
ここでは、フィンランド旅行の節約術をご紹介します。
- 宿泊費|市内中心部から少し離れた地区に宿泊する
- 食費|スーパーマーケットやベーカリーで 購入する
- 観光費|ヘルシンキカードなどを利用する

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宿泊費の節約術
ヘルシンキでの宿泊は、中心部のカンピ地区やクルーニンハカ地区が観光に便利ですが、宿泊費はやや高めです。
コストを抑えたい場合は、中心から少し離れたカリオ地区やヴァリッラ地区も検討してみましょう。カリオ地区は個性的なカフェやヴィンテージショップが点在する流行エリアで、地元の雰囲気も味わえます。ヴァリッラ地区は落ち着いた住宅街で、静かに過ごしたい方におすすめです。
また、ホテルだけでなく、ホステルやアパートメントホテル、Airbnbといった宿泊スタイルを取り入れることで、滞在費を抑えつつ、より柔軟な旅を楽しむことができます。

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食費の節約術
フィンランドでは外食費が高いため、スーパーマーケットを活用するのがおすすめです。「S-Market」や「Lidl」などの店舗では、フィンランド産のパンやチーズなどを手頃な価格で購入でき、食費の節約につながります。
地元のベーカリーで焼きたてのパンを買ってみるのも一案。ライ麦パンやカルダモン入りのパンなど、伝統的なフィンランドの味を楽しめるうえ、コストパフォーマンスも良好です。
また、ホテルに朝食が含まれている場合は、しっかり食べて昼食を軽めに済ませるなど、1日の食事バランスを工夫することで、滞在中の出費を抑えることができます。

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観光費の節約術
ヘルシンキの主要な観光スポットの多くは入場料が必要です。しかし、「ヘルシンキカード」を利用することで、これらの費用をお得に抑えることができます。
具体的な方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- ヘルシンキカード|24時間券から120時間券までの種類があり、市内の多くの美術館や博物館、教会などに無料で入場できます。さらに、公共交通機関も無料で利用可能です。
- 公共交通機関デイチケット|ヘルシンキ市内の交通機関が乗り放題になるチケットで、1日から7日間まで選択可能です。タクシーを使うより経済的に移動できます。
フィンランド旅行のベストシーズンは5月~8月!その理由は?

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フィンランド旅行のベストシーズンは、5月から8月にかけてです。
この時期は気温が安定していて過ごしやすく、日照時間も長いため、観光に最適なシーズンといえます。平均最高気温は21℃、平均最低気温は13.7℃ほどで、日本の初夏に近い快適な気候です。
さらに、日が長いため、朝から夜まで時間を気にせず観光を楽しめるのも大きな魅力です。
初夏から夏(5月~8月)|白夜と爽やかな気候を満喫
フィンランドの夏は湿気が少なく、快適に過ごせるのが特徴です。
特に6月から7月にかけては日照時間が18時間を超え、白夜を体験することもできます。夜でも明るいため、観光やアクティビティを遅い時間まで楽しめるのが魅力です。
森でのハイキングや湖でのカヌー、ベリーピッキングなど、フィンランドならではの自然体験も豊富にそろっています。夏は短いため、地元の人々も積極的に屋外で過ごし、街全体が明るく活気づく季節といえるでしょう。
初夏から夏(5月~8月)|イベントやフェスティバルを楽しむ
フィンランドの夏は、野外イベントやフェスティバルで街がにぎわう季節です。ヘルシンキでは、「ヘルシンキ・デー」や「フロー・フェスティバル」など、音楽やアートを楽しめるイベントが開催されます。
地方都市でも、真夏の夜を祝う伝統的な夏至祭や地元の音楽祭が各地で行われ、フィンランドの豊かな文化を身近に感じられるでしょう。
また、この時期はオープンテラスのカフェやレストランも多く営業しています。地元の人々と同じように、青空の下で食事やドリンクを満喫するのも、この季節ならではの過ごし方です。
自分だけのベストシーズンを選ぶときのポイント
フィンランド旅行を存分に楽しむには、渡航のタイミングが大きなポイント。「オーロラ&白夜」と「サウナ&湖水浴」では、ベストシーズンもガラリと変わります。目的に合った季節を選ぶことで、旅の満足度もぐんと高まるでしょう。
ここでは、気候や日照時間、イベント、自然の見どころやアクティビティなど、さまざまな観点から最適な旅行時期の選び方をご紹介します。
1.気候で選ぶ

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フィンランドの中心都市・ヘルシンキは、日本の首都・東京とは気候の傾向に大きな違いがあります。夏の時期であっても涼しさが感じられ、快適に過ごしやすいのが特徴ですが、冬になると気温が氷点下になる日も多く、寒さが一層厳しくなります。
快適に観光を楽しむなら、陽光が心地よく気温も穏やかな5~8月が最適です。一方、北欧らしい雰囲気を味わいたい方や観光地の混雑を避けたい方には、11月~1月の端境期もおすすめです。
平均最高気温 | 平均最低気温 | 平均最高気温 | 平均最低気温 | ||
1月 | -1.1 | -6.4 | 7月 | 22.3 | 13.7 |
2月 | -1.5 | -7.1 | 8月 | 20.8 | 12.5 |
3月 | 2.3 | -4.3 | 9月 | 15.6 | 8.3 |
4月 | 8.5 | 0.4 | 10月 | 9 | 3.5 |
5月 | 15.1 | 5.6 | 11月 | 4 | -0.4 |
6月 | 19.3 | 10.4 | 12月 | 1 | -3.7 |
引用|Weather & Climate、timeanddate
2.日照時間で選ぶ

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旅行中の時間を有効に使いたい方は、日の出と日没の時刻をあらかじめ確認しておくと安心です。北欧に位置するフィンランドでは、季節によって昼間の長さが大きく変化します。
夏は朝早くから夜10時頃まで明るく、観光に使える時間がたっぷり確保できます。一方、冬になると午後3時頃には日が暮れ始めるため、日中の限られた時間を有効に使う計画が求められます。
日照時間 | 日の出 | 日の入り | 日照時間 | 日の出 | 日の入り | ||
1月 | 約6時間 | 9:30 | 15:30 | 7月 | 約19時間 | 4:00 | 23:00 |
2月 | 約8時間 | 8:30 | 16:30 | 8月 | 約17時間 | 5:00 | 22:00 |
3月 | 約10時間 | 7:30 | 17:30 | 9月 | 約14時間30分 | 6:00 | 20:30 |
4月 | 約13時間 | 7:00 | 20:00 | 10月 | 約11時間30分 | 7:30 | 19:00 |
5月 | 約16時間 | 5:00 | 21:00 | 11月 | 約9時間30分 | 7:30 | 16:30 |
6月 | 約18時間30分 | 4:00 | 22:30 | 12月 | 約6時間30分 | 9:00 | 15:30 |
引用|Weather & Climate、weather2travel
3.イベントで選ぶ

フィンランドでは、一年を通してさまざまなイベントが開催されています。季節ごとの文化イベントやフェスティバルは、旅行の思い出をより豊かにしてくれるでしょう。
3月~4月|イースターと春の文化イベント
春のフィンランドでは、イースターに関連した伝統行事や展示会が開催されます。また、4月末に近づくとヴァップ(Vappu)という春の祝祭が行われ、学生たちが白い帽子をかぶり街中が賑わいます。
5月~8月|ミッドサマーと音楽フェスティバル
フィンランドの夏至祭「ユハンヌス」(6月下旬)は、湖畔や海辺で焚き火を囲んで祝う伝統的なお祭りです。
また「ヘルシンキ・フェスティバル」や「フロー・フェスティバル」など、数多くの音楽イベントも夏に集中しています。
9月~10月|文化と収穫のイベント
秋には「ヘルシンキ・デザイン・ウィーク」が開催され、北欧デザインのイベントや展示が登場。さらに、秋の実りを祝うマーケットも各地で開かれ、季節の味覚や地域の魅力を楽しめます。
12月~2月|クリスマスマーケットと冬のフェスティバル
サンタクロースの故郷として知られるフィンランドでは、冬になると各地でクリスマスマーケットが開かれ、街全体が華やかな雰囲気に包まれます。なかでも、ヘルシンキの「セナーティン広場」で開催されるマーケットは、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。
さらに、1月から2月にかけては、氷や雪を使ったアートフェスティバルが北部を中心に開催されます。氷の彫刻やライトアップなど、雪国ならではの幻想的な世界が広がり、冬のフィンランドの魅力を存分に体感できるでしょう。
4.自然の見どころ・アクティビティを楽しむためのシーズン選び

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フィンランドは、さまざまな自然の景観やアクティビティを楽しめる国です。季節ごとに異なる魅力があるので、自分の興味に合わせて最適な時期を選びましょう。
春|3月~4月
春のフィンランドは、雪解けとともに自然が目覚め始める季節です。冬のアクティビティを一部楽しめるほか、気温も徐々に上がり、より快適に観光を満喫できる時期となります。
夏|5月~8月
フィンランドの夏は短いものの、その分アクティビティが豊富で密度の濃い時間を過ごせます。湖でのカヌーやボート体験、森の中でのハイキングやベリーピッキングなど、自然の恵みを間近に感じられるのが魅力です。
さらに、各地で野外イベントやフェスティバルも盛んに開催され、季節のにぎわいを満喫できるでしょう。
秋|9月~10月
秋のフィンランドは、紅葉が美しい季節です。観光地も夏の混雑が落ち着き、静かな雰囲気の中でゆったりと散策を楽しめます。
この時期は、キノコ狩りやベリーピッキングといった自然にふれるアクティビティも人気。さらに、空気が澄み始める秋は、オーロラ観賞のシーズンの始まりでもあります。
冬|11月~2月
冬のフィンランドでは、スキーやスノーボード、犬ぞり、スノーモービルなど、雪を活かしたアクティビティが充実しています。なかでも、凍てつく森を駆け抜ける犬ぞり体験は、北欧らしい冒険気分を味わえる人気のプログラムです。
さらに、伝統的なサウナで体を温めたり、澄んだ夜空に浮かぶオーロラを眺めたりと、冬ならではの楽しみ方も満載。寒さの中に広がる静けさと幻想的な風景が、フィンランドの冬ならではの魅力を一層際立たせます。
フィンランド旅行をよりリーズナブルに!安い時期の見極め方と節約術

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本記事ではフィンランド旅行の安い時期とシーズン別の費用について、具体的な料金を示しながら紹介しました。
フィンランド旅行は、憧れの海外旅行のひとつです。しかし、航空券や宿泊費などの費用は、決して安くはありません。そのため、フィンランド旅行を実現させるためには、安い時期を見極めて節約術を使うことが重要です。浮いた費用で、フィンランド旅行をより自分らしくアレンジすることもできますよ。
ぜひ本記事を参考にして、自分だけのフィンランド旅行を実現させてください!
